転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

１１話 ページ12

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凪「······俺の理解者って雨だけだよ」


雨「そうか？まだ、会えてないだけで他にも沢山いるよ」






凪「雨がいればいいや」





雨が俺の顔を覗き込むと、目が合った。『雨がいればいい』って言葉に対してなのか、苦笑いしている彼女





別に深い意味はない。一緒にいて楽だし、変に干渉しないし、うるさくない······友達として、いればいい






凪「······はぁ」


雨「人の顔みてため息つくな。ゴミついてるし」





俺の髪についていたゴミを取る雨。初めて会った時、自分のことお節介って言ってたな······今でもあの行動には理解できないけど








凪「んー(·············友達。それだけのはず、なのに······)」







なんで、雨の顔も声もずっと見てたいし聞きたいって思うんだろう。雨は俺の髪が気になったのか、撫でてきた





雨「凪くん髪白いから、ゴミついたらめっちゃ目立つんだけど······」


凪「雨に取ってもらえるし」





雨「自分でお取りください」




ゴミを取ったあと、俺を撫でていた雨の手が離れる。あー··········





凪「·······(もう少しだけ)」




もう少しだけ、触れててほしい。雨の手がとても心地よかった





凪「······」


雨「え？なにごと？」






体を起こして、俺も雨を撫でてみた。髪の毛サラサラしてて触り心地いい。撫でている時、少しだけ恥ずかしそうにしている雨の顔が見えた







凪「いいね」


雨「なにが？？？」





その顔をずっと見てたいって言ったら、どんな反応するんだろう。最近の俺少し変だ·······

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