五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

７６．サボり？ ページ29

小平太「イケイケドンドーン！！」



お決まりのセリフを言いながら、苦無で校庭に穴を掘る。アレ誰が埋めるんだろう······



伊作「そんなところにはいないよ、小平太」


長次「モソ······」




二人とも呆れてるし······というか、穴掘りすぎだって。あ、そういえば四年生たちって······





小平太「イケイケイケドンドンドーン！」



四年生「ぎゃぁぁあ！！七松先輩違いますっ！！」






ああ······可哀想に。木の枝に座ったまま、とりあえず四年生たちがいる方向に手を合わせておいた






伊作「さて、と」



そう言って、地面を叩き出す善法寺先輩



長次「······モソ」




全然聞こえないや、中在家先輩の声。まあ、多分からくり部屋からの抜け穴的なやつ探してるんだろうな。空洞で音が違うだろうし




小平太「ただいま！」


伊作「もう、小平太は」

長次「モソ」



元気ダナ······





小平太「それよりも······」


ミヤ「！」




······石か。思わず、苦無で弾いちゃった




小平太「そこにいるのは誰だ」


ミヤ「······私ですよ」




手を挙げながら、降参のポーズをとる




伊作「あれ？他の五年生たちは······」


ミヤ「乱太郎達を探してますよ」




長次「四季織はなぜここにいる·······」


小平太「サボりか？」




ミヤ「違いますよ」




誰がサボりだ。これでも、ちゃんと協力······してると思う

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