五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

６８．五年生の一個上 ページ20

きり丸「竹谷先輩······慰めはやめてください！」

乱太郎「優秀な五年生には、一個上の先輩にバカにされる私たちの気持ちなんて」

しんベヱ「わかるはずありませんっ」



八左ヱ門「いや、わかるよ」

乱きりしん「え？」




いや、あの、いきなり顔変わらないで······みんなかっこいいけどね？びっくりしちゃったよ。今度は私がジト目になっちゃったし




乱太郎「もしかして、五年生も一個上の先輩にひどい目に？」




八左ヱ門「あっている」

ミヤ「八左ヱ門、かおかお」



いつまでその少女漫画風の顔でいるの！




きり丸「五年生の一個上の先輩といえば······」


乱きりしん「六年生！？」




そうなのか？みんなそんなひどい目にあってるの知らなかった




八左ヱ門「この前も俺と久々知兵助とで、委員会の予算を増やしてもらおうと潮江先輩のお部屋に行ったんだけど······」


きり丸「竹谷先輩は生物委員会の、久々知先輩は火薬委員会の委員長代理ですもんね」





八左ヱ門「潮江先輩と立花先輩が作法委員会の予算の話をずっとしていてね。俺と兵助の話をぜっんぜん聞いてくれなかった！」





私は、アハハ······と苦笑いをこぼす。お気の毒に。二人は同室だし、お互いのことよくわかってるだろうから口論とか長そう






兵助「ホントあの時はまいったよ」




ミヤ「兵助」

しんベヱ「久々知先輩！」



なんてタイミングで






雷蔵「わかるわかる！」

三郎「そういうことあるよな」




きり丸「不破雷蔵先輩！」

乱太郎「と、鉢屋三郎先輩！」




また、なんてタイミングだ

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