五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

６１．陸酔い ページ13

兵庫第三協栄丸さんに手紙を渡す


兵庫第三協栄丸「学園長先生からの手紙、確かに受け取った」




乱太郎「で、第三協栄丸さんのお返事を頂いてくるように言われたんですが」

きり丸「お返事を書かれてる間に、ちょっと沖に出て魚釣りを」


兵庫第三協栄丸「沖に出て魚釣り？」



乱きりしん「はい！！」




あ、そういえばきり丸が行きの時に言ってたっけ




しんベヱ「海の魚いっぱい釣って、あとでみんなと一緒に食べようと！」


きり丸「それはダメ」




しんベヱの言葉をきり丸が否定する




きり丸「帰りに町で売って、学費を稼ぐんだから」

乱太郎「さすがきりちゃん」


ミヤ「アハハ······」





安定にブレないきり丸とそのきり丸をジト目で見るしんベヱに思わず苦笑いしてしまう





ミヤ「私はここで待っているから。３人で行っておいで」

乱きりしん「はーい！」




兵庫第三協栄丸「でも、お前たち３人だけで沖に行かせるのは危ないからしなー誰かに······」






兵庫第三協栄丸さんは作業をしている、兵庫水軍の方々を見る





兵庫第三協栄丸「アイツがいいか」




そう言って、兵庫第三協栄丸さんが見ていたのはとても顔色が悪くて今にも吐きそうな方



乱太郎「鬼蜘蛛丸さん？」

しんベヱ「鬼蜘蛛丸さんは陸にあがると陸酔いするけど·······」



陸酔い········



兵庫第三協栄丸「おーい！鬼蜘蛛丸！」


鬼蜘蛛丸「うっ、はぃ」



ああ、今にも吐きそうにしていらっしゃる




・・・・・・・


鬼蜘蛛丸「シャキーン」


ミヤ「·······わあ」



なんか、初めて目の当たりにして放心してしまった。根っからの海の男ってことか

６２．挨拶→←６０．水軍のワナの段

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す