信用しない＿壱【鬼滅の刃】

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私の斬撃も既に完治している厳勝さんを見て少し腹が立った


黒死牟「骨は…折れていないようだが……随分と深く斬ってしまったな…」


「心配ありがとう。てか、……日が…昇るけど………。帰らなくて…いいの……？」


黒死牟「ｱｯ……………では…そろそろ……帰ろう……」←太陽の存在を忘れてた


このまま言わなければコイツ太陽で滅ぼせたかもしれないのに……惜しいことをした。



そして、私に背を向けて歩き出した厳勝さん。


いや、もっと急げよ。滅ぶぞお前。



すると、厳勝さんはこちらを振り向いた



黒死牟「お前は…縁壱の次に…強かった……。もっと鍛錬を積み重ねて…鬼となり……私を…倒してみるがいい……」


「……鬼には、ならないから！！」


厳勝さんは少し驚いた顔をした後、フッと笑って消えた



そして、何処からか不死川さんが来た



不死川「お前、やったなァ……山がめちゃくちゃだぜ」


「けど、仕留められなかった。私のような弱者じゃなくて、最初から…不死川さんが戦えば……ゴホッ…」


不死川「お前もう喋んな。怪我が悪化する。それにお前は弱かねえよォ」


「怪我なんて…どうってことないから」


不死川「てかお前……もう喋れる状態じゃねえだろォ。いやそれ以前になんで立ってやがる…その出血量で……」



「止血したから…大丈夫……。こうしてても仕方ないし、帰ろう。お館様へ報告に行かないとだしさ。…………あー！！そういえば私、任務しないと！！！忘れてた！！じゃあ、行くね！！！！！」


優奈の任務に行かなければ……
私は、不死川さんに背を向けた



不死川「テメェ…任務が終わったから今日は非番だろ」

「いいえ、わたし任務があったようで…」

不死川「どーせ、夢川の任務だろ」



「………っ！な、なんで…知って………」バタッ


段々と、意識が遠のいて、倒れてしまった

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