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食事*28* ページ28

それで、俺を呼んだ理由は何だ?」






お皿を洗いながら首を傾げる鶴丸さん。







『鶴丸さんと大倶利伽羅さんのこと、教えてほしいんです』

「俺達のことを?こりゃまた何で」

『実は...』






と、三日月さんのことを話す。鶴丸さんは驚いたように目を丸くしていたけど、大倶利伽羅さんは当たり前だというようにため息をついた。







鶴丸さんは困ったように頭を掻き、いつもよりぎこちない笑顔を作った。






「ん〜...あー、まぁ、三日月の言いたいことは分からないでもないな。それで?君はどうしたいんだ?ここから出ていきたいか?」

『いえ、まだここに居たいです。だから鶴丸さん達のことを知って答えを貰おうと思って...』

「なるほどなるほど。そういうことなら何でも聞いてくれ!俺もまだ君に居てほしいからな!」

「ふん....勝手にしろ。ただし俺は答えないからな」

「相変わらずつれないなぁ、伽羅坊は」

『あ、大倶利伽羅さんのことは燭台切さんに聞いたので大丈夫です!鶴丸さんのことを教えてもらえたらな、と...』

「おう!何から話せばいい?」







鶴丸さんは眩しい程の笑顔で親指を立てる。







私は歴代の審神者のことや、体のことについて色々聞いた。







答えにくいであろうことも、彼は変わらない笑みを向けてくれていた。







「...っと、これくらいか。他には?」

『あっ、もう大丈夫です。ありがとうございました!』

「君の役に立ったんならいいさ。で、答えとやらは見つかったのか?」

『うーん...まだ、難しいですかね....』

「はは。ま、ゆっくり考えればいい。.......出ていくようならその前に食べればいいしな」

『?あの、最後聞こえなかったんですけど....』

「何でもない。ほらほら、あとちょっとだ!頑張ろうぜ」

『は、はい』

「....はぁ」








大倶利伽羅さんは手を拭き、台所から出て行こうとした。







その腕を慌てて掴んで引き留める。






「っ....?何だ?まだ何か用か」

『あの、大倶利伽羅さんは?』

「は?」

『大倶利伽羅さんは私が出ていくこと、どう思ってるんですか?』

「....別にどうでもいいし興味ないな。....だが」








私の腕を雑に払ってドアに向かって歩いていく。







「これ以上俺達に関わっても無駄だ。....それが分からないようなら今すぐにでも消えてくれた方がいい」








冷たい視線が、私の胸を貫いた。

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みかづち(プロフ) - 雨蛙さん» ありがとうございます!更新頑張っていきます!! (6月1日 21時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙 - 本当におもしろいです!久しぶりにこういう話を読んだので続きが気になります(///∇///)更新頑張ってください!! (5月19日 18時) (レス) id: 43a251e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 緑@最推し信濃さん» ありがとうございます!更新頑張ります!!(`・ω・´)ゞ (5月4日 11時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
緑@最推し信濃 - めっっっっちゃ、面白いです!!!更新頑張って下さい!応援してます(^o^) (5月4日 8時) (レス) id: a246b0d986 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - みるくてぃ@毒占欲の人さん» そう言っていただきとても嬉しいです!!もう一つの方も頑張って更新します!!! (2019年1月12日 18時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかづち | 作成日時:2018年12月20日 21時

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