36 あなたside ページ38
人気の少ない道を歩いていると見えたのは
一般人が来ることはないであろう場所に建てられた
とあるBAR
そして知らずに来た人でもこの看板を前に
自ら店に入ろうとするものはまずいないだろう
ここは無法地帯にあるBAR
シャッキー��SぼったくりBAR
「あら？もしかしてAちゃん？」
ドアを開けるとそこには1人の女性
この人の名はシャクヤク
周りからはシャッキーと呼ばれ
看板から分かるようにここのオーナー
『久しぶりですねシャッキーさん』
店内に入り誰もいないことを確認し
フードを外す
「あら見ない間に美人になったわね」
優しく微笑む彼女
初めてあったのが今から6年前
海にでて半年位の私に
色々な事を教えてくれた人
看板からも分かるように
堂々とぼったくりをするけど
情報通で色々な情報に詳しく
本当はとても優しく私が慕う人でもあり
私の"全て"を知っている人
『レイさんは不在？』
「えぇ...きっと今頃
ギャンブル場にでもいるんじゃないかしら」
『そう...相変わらずのようで』
「そいう人だから仕方ないわ
何か食べていく？」
『お言葉に甘えて』
レイさん事レイリーさんは
現在コーティング屋をしている人だけど
過去に海賊王の船に乗り
副船長を務めていた人
そしてシャッキーさんと同じく
慕っている人であり尊敬する人
そして
私の"全て"を知っている人
出された料理を口に運び
久しぶりのシャッキーさんの料理を
存分に堪能しながらも
会話は進む
『シャッキーさん私の情報ってどれ位流れてる？』
「そうね〜
スーチャの方は
詳細はばれてはいないけど
髪が長くとても綺麗な顔立ちをしていて
鍵を使わずに首輪を外すことが出来る」
『特に個人を特定する様な情報は無いみたいね』
「気分屋の方は
前も言ったように6年ほど前に現れ
圧倒的な力を持ち
その他の名前 容姿共に分かっておらず
能力者かどうかも不明
有力な情報は未だ殆どない...
なおフードを深くかぶり名前の通りの性格
現在旅人をしている」
『本当に何も変わっていないね』
「そうね」
『じゃあシャッキーさんも知らない新しい情報』
「何かしら」
余程興味があるのか
カウンターに前かがみで訪ねてくるシャッキーさん
数時間前 海軍で話していた内容を話した
もちろん海軍には話さなかった名前もしっかりと
「Aちゃんに弟
しかも3人も出来たなんてね〜」
"私自身一番驚いてる"とそこから暫くは
その弟達の話や
ここ最近の出来事について盛り上がった
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くちばし(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！これからも読んで頂けると嬉しいです (2017年4月2日 17時) (
レス) id: 30fd41f576 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - とても良かったです。更新頑張ってください。 (2017年2月11日 15時) (レス) id: a4159b1efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くちばし | 作成日時：2016年12月1日 20時
