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あなたside
※回想中あなた以外の人のsideになる事もあります


今から6年前の10歳の時海へ出た
きっかけは海に出ることを勧められた事と
覇気がちゃんと使えるようになった事
不安なんてなくて期待しかなかった

けど期待は半年もしないうちに打ち砕かれた
あの時の衝撃と光景を今でも忘れられない
目の前で人や魚人その他の種族の人達が
当たり前のように売買されていたのだ

言葉が出なかったが何よりも先に
"あの人達を助けたい"と思った
だから私にとって悪い海賊
(必要以上に人を傷つけたりなどの行為をする人)
を捕まえて海軍に連れていき
その賞金額で解放する
生活を繰り返すようになった

この時から海軍にも海賊にも
顔を覚えられないようにする為
顔を隠しフード付きのマントを着るようになり
名前も必要がない限り人に言わなくなった

でもどんなに解放しても
数が減ることはなかった
そんな時天竜人とマリージョアの存在を知った
すぐにその人達も助けたかったが
天竜人に逆らう事はとても危険らしく
下手すれば助ける事自体難しくなる
そこで何度か偵察し作戦を練る事にした

2〜3回目の偵察の時
マリージョアから少し離れた所に
魚人の男を見つけた
男はルフィ達と出会った時の私と同じ状態で
違う点を言うなら傷がより酷い事だけだ
おそらく必死に逃げて来たのだろう

男を担ぎ急いでマリージョアを離れたあと
無人島で能力を使い男を出来る限り回復させた
しばらくして男は気が付いたが
私を見るなり攻撃してきた
きっと捕まったのだと勘違いしたのだろう
男を落ち着かせる為には敵じゃない事を
理解して貰わなければ...
そう考えた私は
攻撃を避けて距離をあけた後
自分の持っていた刀で左足を思いっきり刺した
痛いなんてものじゃなかったが
これしか方法が思いつかなかった為仕方がない

落ち着きを取り戻した男は
自分が助けられた事が分かると
何度もお礼と謝罪をしてきた
私は男にマリージョアにいた理由を話した
すると男は協力させて欲しいと言ってきた

男の思いを知り承諾した私達は
怪我が治るまでこの島にいる事にした
その間色々な事を話した
(主に互いの事世界や海軍などに対する考えなど)
話していくにつれ
お互いの意見が驚くほどあい
いつの間にか親友と呼べる仲にまでなった

男は優しくてけれど強くて
兄がいたらこんな感じなのだろうと思えるほど
いい奴だった
そんな男の名前は

フィッシャー・タイガー

私の大切な大切な親友だ

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設定タグ:ONEPIECE.ワンピース , 兄弟.エース.ルフィ. , くちばし   
作品ジャンル:アニメ
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くちばし(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます!これからも読んで頂けると嬉しいです (2017年4月2日 17時) (レス) id: 30fd41f576 (このIDを非表示/違反報告)
- とても良かったです。更新頑張ってください。 (2017年2月11日 15時) (レス) id: a4159b1efe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くちばし | 作成日時:2016年12月1日 20時

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