堕天使は悪者？

21 あなたside ページ23

また来いって見送られたのは所までは
よかったんだけど
次にどこに行くか決められないでいる
まだ正直海軍の所には行きたくない
行ったら色々めんどくさいから...
海賊の方に行っても数が数だから
全部行き終わるのにはかなり時間がかかる

と言うことでまたしても第3の選択肢として
仲のいい一般人？の所を回る事にした
今思ったけど面倒事は後回しにするタイプだと思う

さてそんなこんなでついたのは
小さな島の小さな道場
ここにはある3人に会うために来た
ちなみに
一般の人と会う時などの時はマントを脱ぎ
旅人っぽい落ち着いた格好をしている
海軍達がいないのに
真っ黒の服を着て顔を隠してたら
逆に警戒されたり目立ってしまうから


『コウシロウさん 会いに来ました』


道場の入口を開けて少し大きめの声で言う
コウシロウさんはこの道場の師範をやってる


コ「おや2年ぶりですね」

『はい、いきなりの来てしまい申し訳ないです』

コ「いいんですよ、あなたなら大歓迎です」

『ありがとうございます
...くいなとゾロはどこに』


くいなはコウシロウの娘さんで
この道場で1番強い子
ゾロは突然来たという道場破りの子
まぁくいなに負けて今は道場で鍛えてる
実力は2番かな


コ「.........」


2人の居場所を聞くと
急にくらい顔をして
黙ってしまったコウシロウさん


『？？コウシロウさん？』

コ「......くいなは１年前亡くなりました」

『っ!!!!』


その言葉のあとその時の事をポツリポツリと
ゆっくりではあるが話してくれた
話終わると
ゾロに会いに行ってあげて欲しいと言われ
今修行場所に向かっている

修行場所から見えたゾロの後ろ姿は
2年前に比べ背が伸びたように思える
けどいつもゾロと一緒に自主練しているはずの
くいなの姿はなくて
改めて彼女はもういないという事を感じた
気がつくと目の前がぼやけてしまう
前が見えなり頬をつたう物をちゃんととめてから
ゾロのいる部屋に足を踏み入れる


『...ゾロ』

「!!A」


その声はどこか悲しそうだった
私達は誰もいない縁側に腰掛けた


『...聞いたよ、くいなの事』


涙をこらえて頷くゾロ
彼の左耳には私と同じピアスが3つ並んでる
もっともこれはくいなを含めた
3人のおそろいでもある


―――・―――・―――・―――・―――・―――

話に出てきたピアスは
アニメで実際にゾロがしているピアスです
夢主との関係を作るために
勝手にピアスをつけた理由を書きました

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