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ねぇ 26 ページ28

貴方side



マンションの外に出て、裏に回った。



泥だらけになりながらも、必死に探した。





貴「たしか…この辺り…」



と探していると





?「……ニャー」




と近くで聞こえた。




周りを見渡すと




小さな小さな子猫がいた。




汚れていて色は分からない。





私はすぐにその子を抱き抱えた。




冷たい……早くあっためてあげないと……




そう思った私はすぐさま家に帰った。





家に帰る途中でも雷は容赦なく落ちてくる。






もうすぐで家の前、という時に





一際大きな雷が近くに落ちた。






貴「きゃぁっ……!!」




怖い、どうしようもなく怖い。



足がすくんで立ち上がれない。




ダメだ。この子が……


そう思ったとき、扉が空いた。





さ「……A…!!?」





出てきたのはさとみくんだった。






さ「お前……っ、どうしたんだよ!!!!」



いつもより余裕のない彼だ。




貴「この子が……雨の中1匹で……」




そういい、子猫を見せた。



さ「そいつのために……」




貴「さとみくん、お願い…っ、この子を助けて…」





と私はお願いした。



貴「お願い……っ」



彼の腕をつかみ、震えながらそう伝えた。




すると彼は



さ「……Aも助ける。」




といい、彼は子猫を抱いている私ごとお姫様抱っこした。



貴「……えっ!?さとみくん…!?」



さ「いーから。黙ってて」



すると私の家の前へ行き、



さ「暗証番号、何番?」



と聞くので



貴「ぜろ、に、に、よん」




さ「……俺と一緒?」




貴「……っえ……」



0224と彼は暗証番号を打ち、私の部屋の扉を開けた。





そして彼は私にこういった。





さ「とりあえずいいんちょーもその子もお風呂入ってきな」



といい、お風呂場に連れていってくれた。




さ「……1人で脱げる?」




と聞くものだから




貴「脱げるよ!大丈夫!」



と扉を閉めた。





ぬるめのお湯を出し、大きめの桶にお湯をためる。



そこに子猫を入れてあげた。



綺麗に洗ってあげると、グレーの猫になった。



私も急いで体をあっため、お風呂から出た。






リビングではさとみくんが待っていた。

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設定タグ:すとぷり , 桃色の彼   
作品ジャンル:恋愛
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莉亜(りあ) - 作者様神すぎてさとりすの人尊タヒしますよ、(?) 続ききになるぅぅ、、!!!! (2022年2月27日 14時) (レス) @page46 id: 1eb5a2c8ee (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 森田と森下……なんだかもりもりしてますね!(?) (2022年2月7日 18時) (レス) @page8 id: 7687e77697 (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - はわわわわ、、、かわいい、、、!さとみくん、、、!!!更新楽しみにしてます!頑張って下さい! (2022年2月4日 8時) (レス) @page45 id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - きゅんきゅんの渋滞なう (2021年6月12日 19時) (レス) id: aad284d8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ属性の餅(プロフ) - まぁっお久しぶりです菜々瀬さん!とても楽しみにしておりました(´>ω<`)さとみくんはもちろん、夢主ちゃんにもキュンっとなって癒されます…(´ω`)更新、これからも応援しています…! (2021年5月26日 0時) (レス) id: 2a0d204488 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々瀬 | 作成日時:2020年4月17日 12時

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