キミトミタイセ カ イ 5 ページ25
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「やっぱり今日は運命の日やったんかも」
「へ？」
「…朝出かける時は、先輩に会えるとも思ってなかったし、ましてや告白してまうなんて///…ほんまはもっともっと根回ししてカッコよく告白したかったな。ほんで、フラれるんでも、もうちょいマシな振られ方したかったな。…なんて///へへっ(汗)」
「…誰も振ってへんやん？」
「またそんな優しいコト言わんとって下さいって///俺なんでも本気にするタチなんですからっ(苦笑)」
「いいやん」
「…ふぇ？」
「本気にしてや///」
「ええっ！！！！(汗)」
「元彼の話した後に、こーなるんもどーなんかと思うけど///ほんま運命な気がする。…てか、大倉と色んな世界を観てみたいって、…思ってもうた///」
「せ、先輩///」
「ふふ。…全然知らん子やのに、…大倉って、ほんま不思議な子やな///」
「それじゃ…///」
「友達からになるんかな？…こんな俺でも良かったら///」
「う、…ううっ、わぁーーーーーーーんっ///(涙)」
「ちょっ、ちょっとどうしたん？！///(汗)」
「だって、嬉しくて、うれしくてぇー！///びぇーーんっ！」
「…ふふ。…俺も嬉しいわ///。…なんか大倉と居ったら明るい未来しかない気がするもん。どうぞ、末長くよろしくお願いします」
「ふぁいっ///」ズビッ
事実は小説よりも奇なり。
ベンチから離れても繋いだ手は離さずに。
大好きな先輩とゆく先は同じ未来。
「愛してます///」
「ふふ、ありがとう///」
ふたりとも泣きっ面のままやけど、
きっと楽しい未来になると確信して歩き出した…
☆★
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年12月5日 2時
