⚪︎３話 ページ4
登校して1日目
征十郎とは同じクラスだったので放課後一緒にバスケ部を見に行った。
赤「まさか、Aがバスケ部のマネージャーになるとはね。」
「前に征十郎が言ってくれたこと覚えてる？」
赤「君の力を頼りたいって言ったことかい？」
「うん。
練習試合の時に手当てして征十郎にそう言われたことが嬉しかったけど…
中学ではそれができなかったから高校になったら、征十郎の近くで頼りにされる存在でいたいと思ったの。」
赤「それは頼もしいな。
怪我をしたときはまた頼むよ。」
「うん、任せて！」
そう言っている間にバスケ部に到着した。
実渕玲央「あら、あの子キセキの世代って言われてる赤司征十郎じゃない〜？」
葉山小太郎「へぇ〜あれが赤司征十郎ね〜。」
根武谷永吉「雑誌で見るよりひょろいな〜。」
私たちがついた瞬間、一気に視線が集まるのを感じた。
やっぱり征十郎の存在は一目置かれていることに実感する。
赤「じゃあ行こうか。」
こうして私たち洛山のバスケ部がスタートした。
征十郎は入部して程なくして洛山バスケ部のキャプテンになった。
そして私はマネージャーとして選手のみんなの健康管理や雑務をしている。
近くで征十郎がバスケの練習姿を見て本当にバスケが好きなんだなと思うと同時に、力で支配しようとしている現状を変えたいとも思えた。
けど、どうしたらいいかわからず時間だけが過ぎて行った。
赤「Aお疲れ。
準備が終わったら一緒に帰ろう。」
「お疲れ、征十郎！
先校門で待ってて！」
そう言って急いで支度して校門へ向かった。
赤「きたね。
じゃあ行こうか。」
「お待たせ！
明日からインターハイ始まるね！」
赤「あぁ。
Aが近くにいてくれるから心強いよ。」
「応援任せて！
…みんな元気にしてるかな？」
そう言うと征十郎は少し顔を曇らせ…
「みんなとことだ。
元気にしているだろう…」
「…征十郎？」
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莉緒 - 前回から見させてもらってます！！とても面白いです！更新頑張ってください！ (2023年2月17日 18時) (
レス) id: 2f4a1e7f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2023年1月29日 22時
