赤司征十郎の気になる人は桃井の友達 (ページ22)

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⚪︎２１話ページ22

教室に入ると一気に視線を感じた…

(どうしたんだろう…？)

すると、あまり喋ってない女の子が私のところにきて…

？「Aさんって赤司くんと付き合ってるの？」

「え、なんで知って…」

？「やっぱり付き合ってるんだ、学校中の噂になってるよ。」

やっぱり付き合ってるって噂本当だったんだと周りの人たちが騒ぎ始めた。

どうしていいかわからずフリーズしていると…

赤「俺たちのこと噂になっているみたいだね。」

振り向くと征十郎が立っていてもう噂のことは知っていたらしい

赤「一応言っておくがAに何かあれば…

　許さないからな。」

そう言って「行こ」と言って私を連れ出してくれた。

教室の中は静まっていて正直怖かった。

(そりゃ征十郎に彼女ができたら悲しむ人いるよね…)

覚悟していたけど、やっぱりダメージくるな…

征十郎は人気のないところに連れていってくれた。

赤「さっきはすまなかった。

　A、何かされなかったか？」

「うん、大丈夫！

　征十郎が助けてくれたから…」

赤「もし、何か危害されるようなことがあったら言ってくれ。

　Aは俺が守るから！」

そう言って征十郎は私を抱きしめてくれた。

私はこんなに頼れる彼氏ができてよかったと安心して少し涙目になってしまった。

気持ちが落ち着き「もぅ、大丈夫だよ！ありがとう」と言い顔をあげたら思ったよりも顔が近くて…

「ごめん…//」

赤「いや…//

また帰りに迎えに行くから教室で待ってて。」

そう約束をして征十郎は教室まで送ってくれた。