なんで??? ページ19
レイが作ったご飯…
なんでこんなに美味しいの???
え、だって材料とか調味料とかそこまでなかったよな…ハウスのやつか?
それでも美味しい…
「クク…うまいか?」
『うん。美味しい…ってかなんで笑ったのさ!』
「別に…分かりやすいなぁって」
『分かりやすくない!!』
「ヘイヘイ」
なんなんだ…別にそんな顔に出してたつもりないんだけど…そんな分かりやすいか俺…
「(顔に出てたか???)」
「(いや…変わってなかったぞ)」
レイ以外は少し引いたような顔をしていた。そりゃそうだろう。彼の顔は側から見ればそこまで変わっていなかったのだから。
レイだけが気づいているのである。
食器の片付けを済ませ、これからの事について話を進める
「当面の生活拠点は手に入れた。次は“救出”と“脱出”。フィル達をどう救うか、人間の世界にどう行くか」
「会って話を聞くはずのミネルヴァさんも居なかったものね」
ギルダが少し不安そうに呟く
「資料室を見て色々と分かった」
「まだ全てには目を通してないんだけど…」
『あ、それは任せて!全部見て覚えてるから』
『大まかにいくと、“各農園の大別と大まかな場所” 』
『どこにどんな農園があるーとか、農園ごとの管理マークとか』
「マーク…あ!」
「そう、昨日俺たち速攻でオッサンに身バレしたろ?」
わー…さすがユウゴ…
すぐ分かっちゃうんだ…
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作者名:81194エド | 作成日時:2023年1月12日 18時