【おそ松さん】六つ子には、可愛い彼女がいる【学生松】3 (ページ22)

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研究所ページ22

～優希siten～
僕はみんなを連れて急いでデカパン博士の研究所に行く

音緒が言ってた

思いの強さで助かるってそのためにデカパン博士の発明が必要なんだって！

だから…だから…

優「デカパン博士！」

デ「ホエ？なんダス？」

美「頼みがあります！」

これで音緒が元に戻るなら！

僕達はデカパン博士に事情を話した

デ「困ったダスな……元に戻ったと言っても姿形だけで記憶や感情は元には戻らないダス」

優「どういうこと！？」

デ「彼女が渡したものはもう君の一部になってるから姿形を戻しても無感情で無表情で無口の人形のようなものになるんダスよ」

優「そんな…」

美「どうにか出来ないんですか？」

デ「どうにもできないダス」

美「渡された分を返せば…」

デ「それは無理ダス！たとえ返したとしても彼女の決意は固いダスからまた同じ事をするはずダス」

優「音緒は一度決めたら何言われても決めた事をやり通すから…そんな事しても無駄なんだよ……」

美「そんな…それじゃあ音緒さんを助ける事はできないの？」

ヤ【ユウキ】

何？

ヤ【ボクがネオにスベてをワタす】

え？

ヤ【ボクはスガタカタチをタモってないしネオはモトドオりになる】

待ってよ…それだとヤミが…

ヤ【ボクはモトモトウまれてはいけないソンザイなんだ。ジコやサトオヤさえいなければボクはウまれなかった。それにネオにはキミがいるんだ】

だったら…僕がやる！

僕の全てを音緒に！

ヤ【ダメだ！！！キミはイチバン、ヒツヨウなんだ。いなくなったらいけないソンザイなんだよ…】

……嫌だよ

ヤミか音緒がいなくならないといけないなんて

嫌だ

ヤ【ユウキ……でもこれイガイにホウホウがナいんだ。だから…】

優「なんでこんな…こんな事になるんだよ！」

カ「優希！？」

優「どちらかがいなくならないといけないなんて嫌だよ…僕はみんなとずっと……ずっと…」

お「優希……」

優「どうしたら良いの？どうしたら…」

美「ねぇデカパン博士！私も音緒さんと同じようにしたら音緒さんは…！」

デ「残念ながらそれは無理ダス。彼女はもういないし姿形を取り戻して彼女と同じ事をしても彼女自身は元に戻らないダス」

美「私には何もできないの？」

デ「そうダス……何かできる事があるとしたら姿形を取り戻す事しかできないダス。全てを戻せるとしたら１つの人格の全てを彼女に渡すしか無いダス」

僕はどうしたら良い？

誰か教えてよ…