え…? ページ3
〜音緒siten〜
夜は優希もお母さんもお父さんも寝てる
夜が1番安心できる
だって人と関わる事がないから
ヤミはもちろん起きてる
ヤミには昼も夜も無いらしい
私は家を出て夜町を歩いてる
?「あ………ああ…あああ……ああああああああああ!!!!!」
この声、聞いたことある
優希のお友達の声
私は声のする方に向かう
すると赤い赤い水溜りの上で寝てる人達
そして叫んでる優希のお友達
寝てる人達は動いてない
全部動いてない
そっか…
音「死んじゃったんだね」
人は汚いし醜い生き物
クズでゴミで身勝手に傷をつける
音「可哀相に…」
?「誰…?」
私はフードを深く被る
音「名乗る程の者ではありません」
優希のお友達は血が付いていた
この人が殺したんだね
?「ねぇ」
音「何ですか?」
?「俺が殺してあげるよ?」
狂ってる…
ヤ【ボクとカわろうか?】
大丈夫
優希のお友達が刃物を向けて飛びかかってきた
私は避ける
音「まだ殺したり無いんですか?」
?「当たり前だ」
私は溜息を吐く
音「貴女は私を殺しても良いんですか?」
?「?」
音「せっかく人と関わる事がない時間だから出てきたのに…」
優希のお友達が持っていた刃物を素手で握る
音「捕まえた」
後ろに倒れたと同時にフードが外れる
?「音緒…ちゃん…?なんで…」
音「どんなに人が醜くても…どんなに人が汚くても…命があるんですよ。命は何よりも尊く何より大切なものです。それを奪うという行為はよくありませんよ」
私は彼女を 押し退けて離れた
傷を見る
音「優希が見たら心配する…」
?「なんで音緒ちゃんが!?」
音「私は貴女の知る音緒ではありませんよ」
人の足音が遠くから聞こえる
音「貴女もここから離れなさい。警察が来ますよ?」
私はそう言って走って家に帰る
傷の手当てとシャワーを浴びないといけないから
それともうそろそろ朝日が昇るから
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作者名:ダメネコ&Rinku*&七瀬彩七&椿&リルア&萌 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2018年4月2日 13時