これだけは… ページ14
〜音緒siten〜
私は闇夢さん大切な事を話したいから代わった
音「闇夢さん人は時に残酷で醜い生き物ですがとても…とても優しく温かい一面を持っているものなのです。人だって生きてますから過去に何があろうと命を奪ってはいけないんです」
闇「だから何?貴方には関係ないでしょう?私がどうしようとも私の勝手じゃない!」
音「その勝手はいけません。罪も無い人まで傷つけて……貴女や私以外にも、もっと苦しんでる人もいます。辛い人だっています。ですがみんな頑張って生きてるんです。人を殺す事は許されませんし貴女だって生きたいって思わなかったんですか?殺される人はみんな生きたいと思ってますが確実に死ぬ事が分かった人は今まで楽しかったと思いながら死ぬんです。今までありがとうって感謝死ぬんです。貴女のお父さんは人を殺める事を望んでたんですか?お父さんは貴女にこんな事して欲しいと思う人なんですか?」
闇「違う。お父さんはそんな事を…」
音「なら…ならお父さんは貴女にどんな生き方を望んでたんでしょうね?貴女ならわかるはずです」
闇「うるさい」
音「貴女は……お父さんを殺した人間を……その人間と同じように殺すんですか?ゴミだと思っている人間を殺す事はその人間と同じ事をしているんですよ」
私は人を殺したかった
憎くて恨んで妬んで殺したくって…
だけどそれをしたら同じだから
同じ事をしているようなものだから
私は殺さなかった
その代わりに人と関わる事をやめた
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作者名:ダメネコ&Rinku*&七瀬彩七&椿&リルア&萌 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2018年4月2日 13時