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抜けてる一面 ページ33

どうでもいいが、よく考えてみれば
カルナと目を合わせて話すのは初めてだな...





カカシ「なんで俺に聞くの
ナルトはちゃんとサクラに聞いてるぞ?」


「木登りが出来たからって人に教えれる程チャクラコントロールが完璧とは言い難い

なら、サクラに聞くより
上忍である先生に聞いた方が確かでしょ」






...この子本当に10歳?

10歳ってこんなに物事考えて話す年齢だったけ?

もっと純粋な考えじゃないの?









え?←






カカシ「分かった




まずお前のチャクラ量について言っておくと

サスケもだが、特にお前とナルトは人並み以上のチャクラ量を秘めている

だがチャクラが多すぎてコントロールするのが人より困難だ

それ故
木に弾かれたり破壊したり、はたまたチャクラ量を加減しすぎて木に立つことすら出来ない

と言う状況になる訳だ



チャクラを一定に保つには
体の力を抜くのが一番だが、抜きすぎるとナルトみたいになる


初めのうちは
何も考えず、ある程度チャクラを感じつつも空気と一体になる気持ちで登ってみるのが一番の策だろうな」





我ながら

よくもまぁこんなにも長々と喋れたものだ、と関心していると

カルナが真剣な目で、こう聞いてきた





「空気と一体になったことが無いからやり方が分からない
どうやってやるの?

あと、
空気と一体になったらどうやって元に戻るの?」




カカシ「...


いやいや!

"空気と一体"、て言うのは一つの例えであってだなァ...」





さっき本当に10歳なのか、と心配したが

カルナには
こんな感じで抜けてる所があるから

こういう面を見ると

まだまだ子供なんだな、と安心する





カカシ「ま、呼吸を整えて何も考えず
足にチャクラを貯めることに集中しろ、てこと!

あ、
貯めすぎるとまた弾き飛ばされるからネ」






いつの間にか俺から目線を外し
空を見上げているカルナに

「じゃ、頑張れよ」と、右手を挙げ
タズナさんの家へ戻った

薬草摘み→←チャクラコントロール



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作者名:星音 | 作成日時:2019年2月8日 21時

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