前代未聞の課題 ページ23
カルナside
翌朝
ピピッ
ピピッ
規則正しく鳴る目覚まし時計
私はソレに手を伸ばして
再び目を閉じる
5分後
ピピッ
ピピッ
ピピッ
規則正しく鳴る目覚まし時計に手を伸ばし
再び目を閉じる
5分置きに鳴る目覚まし
コレを鳴っては止める動作を繰り返すこと計12回←←
「...流石にやばいな、」
朝を知らせる目覚ましを無視し続けた結果
当初8時に起きる予定が
最終9時起床になってしまったことにほんの少しの罪悪感を覚えつつも
呑気に朝ごはんを食べる
そう言えば昨日
「朝飯は抜いてこい!」とか言ってたっけ、と曖昧な記憶を思い出しながらも
おにぎり8つに味噌汁3杯をたいらげた私は
着替えを済ませ指定された演習場に向かった
・
Noside
ナルト「〜ッ、遅いッッツ!
あの二人ってば、何やってるんだってばよ!!!」
指定の時間通りに集合した
ナルト、サスケ、サクラは
未だにやって来ないカルナとカカシに苛立ちが募っていた
サクラ「ほんっと!
カルナはアカデミー時代から遅刻魔、ていうのは知ってたけど
先生まで来ないってどうなのよ!!!」
11時過ぎ
三人の苛立ちの原因となっている一人がやって来た
ナルト「あ"ァ!カルナァ!
お前何やってたんだってばよ!!遅せェぞ!!!」
「ごめん、寝てた。」
悪びれる様子もなく淡々と言うカルナに
怒る気力も失せた一同
それからさらに一時間後
カカシ「やー、諸君おはよう!」
ナルト&サクラ「遅いッッツ!!」
サスケ「...(イラッ」
・
カカシ「よし、12時セットOK!」
四人「?」
カカシが丸太の上に目覚まし時計を置いた
カカシ「ここに鈴二つがある
コレを俺から昼までに奪い取ることが課題だ
もし、俺から鈴を取れなかった奴は昼飯抜き!
あの丸太に縛り付けて、俺が目の前で弁当食うから。」
三人は腹音を鳴らすが
カルナはおにぎりを食べたため、そんな嫌がらせ屁でもない
カカシ「鈴は一人一つでいいが、二つしかないから
必然的に二人は丸太行きだ
で、鈴を取れなかった奴は任務失敗。
アカデミーに戻ってもらう。」
「...そんな馬鹿げた話、聞いた事ないけど」
カカシ「ハハハッ 当然だ。
だがお前らは俺の教え子
俺のルールに従ってもらう」
カカシ以外の全員が
第七班になったことを後悔した瞬間だった
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作者名:星音 | 作成日時:2019年2月8日 21時