アカデミー ページ3
「...ﾊﾊﾊｯ」
おはよう、諸君
何故今私が笑ったか
それは時計を見ればわかる
AM9:30
「やらかした...」
確かに昨日の夜きっちり8時にセットした筈の目覚まし時計
それが起きると何故か9と6を指しているのだ
とは言え、過ぎた時間は戻ってこないし
今どれだけ考えても"目覚まし時計が狂っていた"程度の言い訳しか思いつかない為
身支度を済ませおにぎり三つを頬張りながら
アカデミーへ向かった
inアカデミー
「すみませんー、転校生ですけど」
昨日引越しを手伝ってくれた忍びに渡された"アカデミーの地図"を頼りに職員室に無事到着
そこをノックもせずドアを勢いよくガラッと開け
上記の言葉を発すると鼻に傷を付けた男が風のように飛んできた
ウサイン・ボルト並みの速さだった。←
ｲﾙｶ「職員室に入る時はノックをしてもっと静かに喋れ！
そして、
初日早々遅刻ってどういう事だコラｧ！！」
どういう事って...
「遅刻した事だけどなに？」
ｲﾙｶ「...そんなモン言われなくても分かってるわ！
お前は"謝る"という事を知らないのか！？」
「...私謝った」
ｲﾙｶ「嘘をつくな。いつだ」
〜回想〜
『すみませんー、転校生ですけど』
〜回想終了〜
「ココy「それ"謝る"に入らないだろｫ！！！」」
"失礼します"の意味じゃないのか、と先生は言ったが
私がそういう意味で言ったんじゃないのだからそうではないのだ。←
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作者名：星音 | 作成日時：2019年2月8日 21時
