検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:80,892 hit

多重影分身の術 ページ20

キーンキーンキーン



タッ






キーン








卒業試験を終えた夜

一人で森へ入り修行をしていた


内容は影分身だ



本来なら卒業試験で合格できなかった、分身の術を練習するべきなんだろうが

分身の術よりも影分身の方がランクが上

ならばわざわざ出来ない下のランクを練習するよりも

自分がでぎる影分身の精度を上げよう、という結論に至った






だが修行中

この森の何処かで
戦闘が起きているような音が聞こえてきた




面倒事に首を突っ込みたくはないが

修行の気が散ってしまったので

興味本位、音のする方へ行ってみることにした













「終わった...、?」





音を頼りに来てみたはいいが、音が途絶えてしまった

仕方なく引き返そうとすると

目の前で、ボロボロのナルトがバカでかい巻物を抱えているのが見えた









Noside




「こんな所で何やってるの。」







突然のカルナの登場に驚くナルト



ナルト「ッ、お前こそこんな所で何やってんだってばよバカッ!(小声」




何をそんなに焦っているのか、とカルナがナルトの隣に座り

木から背後を覗くと

丁度ミズキがイルカに手裏剣を投げる瞬間だった





ナルト&カルナ「ッツ!!」








ドガッ────────









イルカ「ッ、ナルト!...カルナ?なんでお前までここに...!?」








ナルトはミズキに体当たり

カルナはイルカを守る体制に入る






そして二人同時に印を組んだ





ナルト&カルナ「多重影分身の術」




イルカ「!!!」






大勢の分身達がミズキを囲む



ナルト「いくぜィカルナ」

「ん、」






ミズキ「うぎゃあァァァァア"!!!!!」









分身達がミズキをボコし

事件は無事幕を下ろした















イルカ「二人共、ちょっとこっちへ来い
お前らに渡したいもんがある」


ナルト「渡したいもん?...何だってばよ?」

イルカ「カルナもこっちへ来い、付けてやる」




初めは躊躇したカルナだったが
イルカが額当てを2個隠し持っているのが見えたので、仕方なく前へ出た




ナルト「あ、先生、これってば...!!!」




イルカ「ナルト、カルナ


卒業おめでとう────」







真っ暗な森の中で

真新しい額当てを付けて笑顔を見せるナルトと
表には出さないが、内心嬉しそうなカルナを


満月の月明かりが優しく照らしていた

説明会と班発表→←木の葉の人柱力



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
78人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:星音 | 作成日時:2019年2月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。