独歩と一二三 ページ8
Prrrr Prrrr
A『はいよー。なんだい独歩』
独「悪い、残業させられて」
A『だと思ったよ。』
独「悪いんだが、今からうちの会社来てくれないか?」
A『いいけど、また何で?』
独「うちには、一二三はいないから、」
A『一二三の店に行くという算段か?』
独「あぁ、そうなんだ」
A『わかった。一二三の店は、知ってるから心配しなくていいよ。』
独「本当か?」
A『あぁ』
━ 一二三の店 ━
A『ほぇー、ここが一二三の店』
「いらっしゃいませ。ご指名はありますか?」
A『あぁ、一二三居ます?ちょっと話したいことがあって。』
「すみません。ただ今伊弉冉一二三は、接客中でして、」
A『直ぐ終わるんで、ダメですかね?』
「すみません。少し聞いて来ます。」
A『あ、ダメだったら全然大丈夫ですよ。もし、混んでるんだったら、助っ人として入りましょうか?』
「え、いいんですか?」
A『全然大丈夫ですよ。』
「あ、じゃぁ、お願いします。」
移動
A『一二三』
伊「どうしましたか、って、藍宮さん!?(小声)」
A『いや、混んでるみたいだったから、助っ人』
伊「え、いいの?」
A『うん(笑)』
伊「ありがとう。何か名前は、決めてるの?」
A『レイ なんてどう?』
伊「良いね。ついた方がいいかい?」
A『何だかんだてホストの助っ人、これで10回目ぐらいだから、なれてるよ。』
伊「ありがとう。」
A(レイ)『隣、良いですか?』
客「あっ、新人さん?かっこいいね!」
A(レイ)『ありがとうございます。』
客「━ ━ ━ ━!」
A(レイ)『━ ━ ━ ━。』
・
・
・
A『ふぅー。終わった。』
伊「ほんとにありがとう。」
A『お安いご用さ』
店「ほんとありがとうございます。何て言ったらいいか」
A『いや、ほんと大丈夫なんで。』
店「でも、」
A『じゃぁ、今度来たときは、貸しきりにしてくれますか?』
店「そんなことでいいんですか?」
A『それだけで、十分です。』
店「ありがとうございました!」
A『あっ!独歩!忘れてた』
伊「えっ、独歩ちんがどうしたの?」
A『いや、独歩と飲む約束してたんだけど、案の定残業になって、朝帰りになっちゃうってこと
先に言おうと思ってたのに』
伊「早く帰らなきゃじゃん!」
次行きます。
44人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:深守 | 作成日時:2020年10月7日 22時