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「だァーッ！！歩いて2時間？2時間なんか2時間前に過ぎちまったよ！！」
「さっきからぶつくさうるさい！！おいてくぞレオリオ！」
「！ おい、小屋が見えたぞ」
2択クイズを終えて早数時間、少女達はナビゲーターの居る小屋を目指し進んでいた。
「やっと着いたか」
「…やけに静かだな。」
レオリオがノックをするが反応が無い。
「反応がねーな。仕方ねえ、邪魔するぜ」
扉を開けたそこに居たのは襲われた夫婦と魔獣だった。魔獣は女を抱え森へと逃げていく。
「つ、妻を…助け…」
「レオリオ！けが人を頼む！！」
「任せとけ！」
「Aは…」
「…」
「私もここに残る。」
「…？ あぁ、わかった。」
クラピカとゴンが魔獣の捜索に向かい、レオリオと少女はけが人の治療にあたった。
「A…？お前もゴンたちと一緒に…」
「あの2人なら大丈夫でしょ。それより何かする事ある？」
「あ、ああ。まず出血をどうにかしないとだな…俺のカバンの中から消毒と包帯を頼む。」
「わかった」
少女はテキパキと包帯と消毒液を取り出す。レオリオはその間に男の体勢を整えていた。
レオリオは何故少女がここに残る事を選んだのかわからずにいた。
医学に長けた訳でなく、どちらかといえば手当よりも魔獣討伐の方に精を出すタイプのコイツが、なぜ残ったんだ？
しかしそんな事よりも、今は目の前の患者の手当をする事が重要だ。
「安心しろよ…！お前の女房はアイツらが絶対助け出して帰ってくる！」
「もちろん、お前だって助かる！この俺が見てやってんだ！絶対にくたばらせたりしない！」
力強く男を励ますレオリオ。手渡された消毒と包帯を使い適切な処置をしていく。Aはそんな様子を扉の近くで目を細めながら見つめていた。
＊
「…ふう、こんなもんか」
「手当て終わった？」
「ああ、まあな」
「ならそいつから離れろレオリオ。」
「は？何言って…」
突然の少女の言葉に戸惑うレオリオ。その隙を突いて男が、いや、魔獣がレオリオにおそいかかる。
しかしそれはかなわなかった。
「…フリだとしてもやめとけ。悪いやつじゃないのは分かってるから。無駄な殺生はしたくない。」
そう言ってレオリオのカバンから取り出したナイフを魔獣の首元に当てる少女。いつどうやって移動したのか、少女以外の2人にはわからない。
「ま、参った！降参だ！！」
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かぴばら2(プロフ) - クロムさん» 遂にバレた！！！そうです！DINARです！！初めて見た時にすげぇー！！やらせてぇ！！と思って衝動的に書いてしまいました…。今見るとすごく拙くてツッコミどころが満載なのでいつか書き直したいと思ってます…。コメントありがとうございます！ (2021年4月29日 20時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - スカルジャック？ (2021年4月29日 9時) (レス) id: 11c6fe3903 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - ピポ助さん» ひぃ…コメント今気づきました遅くなって申し訳ないです！ やっぱりイルミは病んでないと始まりませんね！これからも頑張ります！ (2019年9月11日 21時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - コメント失礼します！イルミのヤンデレ具合が最高に好きです…！これからも頑張ってください！！ (2019年9月3日 1時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - 名無しさん» 大変永らくお待たせしました！またふらっとふわっと消えてしまうかも知れませんが、どうか御容赦願います。暫くは更新し続けたいと思っています！ (2019年7月5日 1時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年6月6日 23時
