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「えっ、あのシコ松が!?」
「シコ松いうな」
全くご飯食べるよとみんなを部屋に入れて座らせる。
「チョロちゃん嘘は嫌いだな〜」
お兄ちゃん嘘つく子に育てた覚えはないっ!とおそ松兄さんがエビフライにかぶりつきながら言う。
それを、僕は淡々に「ほんと」と返すだけだ。
こーゆときの兄弟というものはとてもめんどくさいもので、
またや、それが5人もいるもんだから
「A…ちゃん?」
急に僕の好きな人の名前を言った十四松。目の形が猫目になっているのを見ると何か考えているのだろう、そうすると十四松はニパッと笑って
「Aちゃんのためなんだね」
と僕の頭を撫でる
「おめでとう、チョロ松」
「まっ、祝うしかないか、僕が一番だと思ってたのにな、チョロ松兄さんおめでとー」
とカラ松とトド松。
「あ、ありがと」
めったに皆おめでとうと言われることがなく免疫がないので照れる。
これから、忙しくなるんだろうけど、頑張らなくては、とエビフライに手を伸ばした。
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書いてて思った十四松ってただの天使。
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作者名:朝日 | 作成日時:2018年1月1日 3時