検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:55,666 hit

ページ34

.


万次郎に抱きしめられて、暫くして涙も気持ちも落ち着いた。


『ねぇ、万次郎』


「なに?」


『わたしのこと好き?』


「好きだよ。好きじゃなかったらこんなに連絡取らねぇし、家にホイホイあげねぇよ。」


『あはは、知ってる。』


万次郎がわたしの事好きなんて薄々気づいていた。


『わたしも、好きだよ。』


「は、?今なんて」


『同じ事2度も言わせんな、ばか!』


いつからだろう、なんて思い出そうとしても思い出せない。


いつの間にか好きになっていた。


『好き、アンタがすき!』


「あはは、顔真っ赤。りんごみてぇ。」


『笑うな、馬鹿。』


手を繋ぎ、白い息を吐きながら一緒の家に帰った。


母親に捨てられた日、初めて彼と手を繋ぎ彼と結ばれた。


.

家→←帰り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:東卍 , 東リべ , 佐野万次郎,マイキー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もあ | 作成日時:2021年6月9日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。