ベビーシッター、始めました (ページ12)

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ｼﾞｽ｢A先生、何人見つかりました？｣

｢5人です｣

ｼﾞｽ｢お、あと一人ですね、｣

｢誰ですか？｣

ｼﾞｽ｢スニョン君です。｣

｢ああ、｣

ｼﾞｽ｢いつも最後に見つかるんですよ。
布に隠れてたり、積み木箱の上に乗っかって布団かぶってたり、ずっと後ろに着いてきて分からなかったり｣

｢んー、スニョン君はどこかなー。
……あの、ジス先生。あれは。｣

押し入れ。

ｼﾞｽ｢よし、やってみましょ。｣

すーっ

｢あ、いない……ん？いや、いるぞ？これ、いるな。スニョン君はどこかなー。｣

布団が少し盛りあがっているので、少しめくってみる。

ぱさ、

｢あーー！いた！スニョン君、確保ー！｣

ｽﾆｮﾝ｢やー！なんでわかたの？！｣

｢ふっふっふ、甘いなスニョン君。
布団が盛り上がってたよ。｣

ｽﾆｮﾝ｢あ"ぁーーーそれはふちゅーいだったな！
ざんねーん！｣

ｼﾞｽ｢……A先生、色々と凄いですね。
僕はこんなに出来ないです……｣

｢私も最初は出来ませんでした。
でも仕事場がブラックだったので出来なきゃいけないって自分なりに勉強して、身につけて、
……結局は努力の積み重ねが毎日の成功を作るんですよ。
できないって落ち込んでるんだったら、努力した方が絶対自分にも、子供達にも良いですよ。

さ、お昼寝の時間にはいりましょう。｣

ｼﾞｽ｢……はい。｣

ちょっと言い方厳しかったかな。先輩なのに。

てへっ((うざみ強め

……すいませんでした。