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｢お昼寝の時間だよ〜。
お布団もっといでー。｣
はーい、と元気な声が響き、押し入れの周りに人が集まる。
｢ジス先生、チャニ君、揺籠のままですか？
それともお布団ですか？｣
ｼﾞｽ｢起きてたらお布団にしてください。｣
｢はい、分かりました。｣
さて、チャニ君の様子見だ。
なんかチャナ、だったりチャニ、だったりチャン、だったり……どれにしたらいいかな。
……チャニにしよ。
チャニ君の所に行こうとすると、エプロンを引っ張る感覚が。
｢ん？｣
足元を見ると、おねむ状態の4際の子達。
｢どしたの？4人して。｣
ｼﾞｭﾝ｢せんせー。いっしょにねてほし。｣
とろんと目で言われて、私はノックアウト。
ーしそうになるのを必死に押さえる。
｢ごめんね、先生、ご飯食べたり、お仕事したり、忙しいんだ。｣
ｽﾆｮﾝ｢えー……でもせんせ？じふなぐずってたいへんなの。｣
ｼﾞﾌﾝ｢……｣
確かに眠そうで涙目になっていて、今にも泣き出しそう。
うるうるお目目がキュートすぎる。
ｼﾞﾌﾝ｢せんせー、だめ……？｣
ばきゅーーーん
はい。撃たれました。
負けそ……
ｼﾞｽ｢しょうがないね、寝付くまで一緒にいてあげてください。｣
ｽﾆｮﾝ｢やったー！！｣
｢いいんですか？｣
ｼﾞｽ｢見たところ寝かしつけのプロっぽいので｣
｢……私の力を過信しないでくださいね？｣
意地悪くいうと、
ｼﾞｽ｢チャニの寝かしつけを見てる限り大丈夫｣
とジェントルマンに数回頭を撫でてその場を去った。
ｳｫﾇ｢せんせー、えほんよんで。｣
｢え？あ、うん。｣
私は結局起きていたチャニ君を隣で寝かしつけながら絵本を読み、4歳組を寝かしつけた。
｢そろそろ食べよう。お腹すいた。｣
現在2時。
｢よし、行こ……んっんっー｣
隣に寝てるジフン君が私のエプロンをしっかり掴んでしまっている。
｢うわ、どうしよ。ご飯食べれない……｣
起きるなよー、と念じながらその手を外そうとすると、
ｼﾞﾌﾝ｢いやあぁ、｣
起こしそうになってしまい、私は大いに困った。
ｼﾞｽ｢Aちゃん！｣
｢あ、ジスオッパ！お疲れ様です｣
ｼﾞｽ｢ご飯食べよー……って、ああ、捕まっちゃったか。｣
｢お腹すいたんで食べたいんですけどね……
何とかしてくださいおっぱー｣
ｼﾞｽ｢こうなったらジフナは引き剥がせないのでね、、どうしよう仕事あるのに……｣
しばらく考えていたら、私の頭にとってもいい名案が浮かんだ。
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作者名：wzcl | 作成日時：2021年9月7日 7時
