デイドリーム (ページ21)

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緑side ページ21

緑side

大毅とお茶を買いに行ってから

屋上に戻った

扉を開けると

のぞむと流星がキスをしている姿が

俺の目に映る

何度もこれは夢って思った

だけど違かったんだ

赤｢なにしてんねん、｣

そう言い放ったのは大毅だった

そうや、大毅も俺と一緒のことを思っとるはずや

青｢大毅、神ちゃん｣

｢これは、｣

赤｢いいわけなんていらへん

お前ら何してんねんっていっとんねん｣

桃｢キスしてたんよ？｣

のぞむは平気な顔でいう

一方流星は動揺してる

赤｢はぁ？お前ら自分が何してんのか

分かっとんのか？｣

桃｢...｣

赤｢お前ら、兄弟やってこと...｣

｢しって、やっとん...｣

桃｢兄弟やから何やねん！

俺らは血が繋がってないねん！｣

｢大毅や神ちゃんには俺らのこと関係ないやろ？｣

｢なんでお前らに説教されないとあかんねん｣

｢ふざけんなや｣

こんな感情のこもったのぞむは初めてみた

赤｢...｣

青｢のぞむ、やめや｣

｢大毅、神山俺たちのことが嫌なら

もうかかわらんといて欲しい｣

赤緑｢え？｣

青｢俺たちの世界に踏み込んでこんといて｣

緑｢やけど、｣

青｢やけどなに？｣

｢俺たちに何があったかも知らんヤツらに

つべこべ言わたくないねん｣

流星はいつも冷たい態度だけど

こんな流星は見たことなかった

青｢分かったか？もうええやろ？｣

｢のぞむ行くで｣

流星はそう言うとのぞむとどこか行ってしまった

残さた俺たち兄弟

｢これからどうなるのだろうか｣

そんな不安より勝ったのは

｢お互いに思う好きという気持ち｣