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次の日、何事もない...なんてことはなかった。





きみとの楽しい生活にかわりはない。








でも、一週間後に、心にひっかかるなにかが起こる気がした。いや、やってくる気がした。









そして、疑問は変わらなかった。




「なんで、みんなにはきみがみえないのかい?」












「ねえ、僕以外の人は、きみのことみえてるの?」




すると、声も出さずに、きみは笑った。




「ねぇ、肯定?否定?」




きみは、やっぱり首すら動かさなかった。




「ねえ!!!教えてよ!!!頼むから...」




そうやって、きみに触れようとした。



そう、「触れようとした」。








でも、寸前で手が止まった。








きみに触れたら、なにかが変わる気がしたから。




きみには、触れちゃいけない気がしたから。









「っ...ごめん。」




すると、きみは手の平をのばし首を横に振った。


まるで、大丈夫だよ、と訴えているように見えた。











すると、誰かがチャイムを鳴らす音がした。




それと同時に、僕は歩き出した。

きみも、となりを歩き出した。























僕だけの、足音がした






8→←6



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かんてぃー@奈ノ花 - ちょこさん» 返信遅くなりました!ありがとうございます!!ちょっと考えてみようかな........w (2019年9月1日 2時) (レス) id: 9c6ffe2dfc (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話とかも欲しいです!チラ (2019年8月9日 0時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
かきくけしごむ(らすく) - ああああ待って切なすぎる…けど、すごい雰囲気伝わってきて話がガーッと入ってきました。完結おめでとうございました( ´_ゝ`) (2019年3月3日 21時) (レス) id: 57cc9fac1e (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - かんてぃー@奈ノ花さん» 菜ノ花の作品が塵以下なら私の作品はゴミ以下だよ← (2019年2月27日 22時) (レス) id: 2cee7528b8 (このIDを非表示/違反報告)
かんてぃー@奈ノ花(プロフ) - うーろんちゃさん» そんなそんな、塵以下の作品ですよ←教えるってむしろ教えて欲しいんですけど←(学校なうwwww) (2019年2月27日 16時) (レス) id: 3f46b2c644 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かんてぃー@奈ノ花 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2019年2月26日 1時

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