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そんなある日、そらるさんや坂田、天月くんにうらたさんがやってくることになった。
きみのことを口外するつもりはなかった。
だって、きみが僕と幸せに過ごすのは、きみと僕、2人だけの時だから。
「元気になってよかったなぁ」
「えへへ、ごめんね!心配かけて!」
「顔色も前より良くなってるしね!」
「いやぁ、まふがいないとダメだわw」
「んふふー、ありがとう。」
「まふくん、笑顔浮かべること多くなったね。」
そんな言葉に、とっさにきみのほうをふりかえった。
そう、となりにいるきみ。
そうして、笑いかけた。
きみも、笑い返してくれた。
「今、誰に笑いかけたの?!」
「さぁ〜?」
「もっ、もしや、幽霊なんか?!」
「ふっふっふ...それは...........あれ?なんでだ?」
「なんやねんそれ!!w」
こんなおふざけも楽しい。
楽しいけど、きみといないと、ダメな気がした。
ただ、僕は、坂田の問いに答えられなかった。
「もっ、もしや、幽霊なんか?!」
普通なら「秘密」とか「誰でしょう?」って隠すはずなのに。
僕は「あれ?なんでだ?」って答えたことに気づいた?
何よりもの疑問。
なんで、誰も僕のとなりのきみに気づかないの?
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かんてぃー@奈ノ花 - ちょこさん» 返信遅くなりました!ありがとうございます!!ちょっと考えてみようかな........w (2019年9月1日 2時) (レス) id: 9c6ffe2dfc (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話とかも欲しいです!チラ (2019年8月9日 0時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
かきくけしごむ(らすく) - ああああ待って切なすぎる…けど、すごい雰囲気伝わってきて話がガーッと入ってきました。完結おめでとうございました( ´_ゝ`) (2019年3月3日 21時) (レス) id: 57cc9fac1e (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - かんてぃー@奈ノ花さん» 菜ノ花の作品が塵以下なら私の作品はゴミ以下だよ← (2019年2月27日 22時) (レス) id: 2cee7528b8 (このIDを非表示/違反報告)
かんてぃー@奈ノ花(プロフ) - うーろんちゃさん» そんなそんな、塵以下の作品ですよ←教えるってむしろ教えて欲しいんですけど←(学校なうwwww) (2019年2月27日 16時) (レス) id: 3f46b2c644 (このIDを非表示/違反報告)
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