お願いだ私から離れてくれ【牛島若利】

お願い ページ14

友達「え………まさか？」







と、友達が天童に耳打ちをした






すると天童はニヤリと笑って






天童「正解★」




なんやかんや2人とも楽しそうである



…………てかなんの話をしている。私も混ぜろ









そう思った時、「A。」と名前を呼ばれた




声のする方を見ると






A「う、牛島先輩…」








毎日飽きずに教室に来る牛島の姿が見えた。






天童「あー！若利君〜!!」





牛島「む、天童居たのか」





天童「まさか俺見えてなかった！？」






牛島「すまない」






チームメイト見えなかったって相当視野狭いだろ…






A「次はなんの用ですか…」







牛島「今日の部活見学に来ないか」



A「は？」

天童「へ？」

友達「ヱ？」







牛島「…………嫌なら良いが」





何この行かなくちゃいけない雰囲気…行ったらあの先輩達と会うんでしょ？…………無理無理







天童「……………若利君が…………デレた」






A「え？デレた？？」



そして唐突に友達に肩を掴まれた。



友達「安心して下さい！絶対行かせます！Aも牛島先輩の格好いい姿見たいもんね！」






A「え？」



いや、言った覚えないしそもそも練習に格好いいも何も無いかと……



友達「見たいよね………？？？」







A「…うす」




これが世に言う強行突破……





牛島「そうか、待っている。」






それだけ言って牛島は教室を後にした





姿が見えなくなった頃、ハイテンションの2人がキャッキャ騒いでいる






天童「若利君よく言った！一歩進んだよ！本人気づいてないケド！！」







友達「今日は赤飯すね！！」








仲良くハイタッチまでしている。何がしたい







友達「とにかく！今日は絶対部活見に行くよ！」





天童「俺らも待ってるよーん」






A「えー…」

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