お願いだ私から離れてくれ【牛島若利】

お願い ページ11

注意：暴言暴力来ます
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──────ダァン!!!








突如机を叩かれて





目の前に現れたのは金髪のいかにも悪女そうな3年の先輩が不服そうに私を見下ろしている。







金髪先輩のバックには




これまた猫かぶってそうなツインの先輩と




清楚そうな見た目のおかっぱ先輩






冬休み明け辺りから私に難癖付けてくるグループだ





彼女らは…………






金髪「アンタガチでうぜぇんだよ。バレー部に近づくなって言ったよな」





ツイン「キャハハハッほぉんとあんたってクソビッチよね」





おかっぱ「正直言って目障りです」









──────男子バレー部のファンらしく、近くに居る私が気にくわないそうだ






こうして奴らが居ないときに押しかけて私に罵声を浴びせて来る






勿論彼女らだけではない。





廊下を見ると5人ほどこちらを見てニヤニヤしている女子が居る






他の生徒は相手が先輩であってか、誰も止めようとしない。






唯一の女友達は止めようとしているが、

私は手を出すなと釘を刺しておいたから我慢している







金髪「話聞いてんのかクソ女ぁ!!!」







途端に乾いた音と共に私の左頬に痛みが走った。






ツイン「人の話も聞けないなんて馬鹿にも程があるでしょぉ〜」








と、高らかに笑い叫ぶ彼女ら









────何かが私の中で切れた









A「──……………………………で？」

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