月の蝶は可憐に舞う【GO版】 (ページ5)

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雷門中ページ5

学校につくと、門の前に立っている茶髪の男の子がいた

『………もしかして、天馬？』

天馬「えっ、？A…!?Aだよね!!」

『久しぶりだね、背も高くなってる』

天馬「当たり前だよ!Aも…その………

な、何でもない!!!///」

『？』

それから私達は、かつてのサッカー部の部室に向かった

天馬「サッカー部の看板がある…
　ここが部室かな？」

？「何かご用？」

後ろには、青い髪に少しカールが掛かり、赤い眼鏡をつけた見覚えのある女の人が立っていた

？「驚かせちゃった？ごめんなさいね」

天馬「ここって、サッカー部の部室ですか？」

？「それは記念に残してあるずーっと前の部室」

？「今は使用してないわ」

『あの…春奈さん…ですよね？』

春奈「Aちゃん!今年から入学だったわね!」

天馬「知り合い？」

『あぁ、色々あったんだ』

『あと、ここの部室は使用してないって…今は何処なんですか？』

春奈「こっちよ!」

＿＿＿

春奈「この建物よ!」

目の前には、凄く大きな体育館の様な建物が建っていた
天馬「部室って…これ!?」

春奈「部室じゃ無くて、サッカー塔よ」

天馬「サッカー塔…？てことは、これ全部サッカー部の建物って事!?」

春奈「えぇ、そうよ!」

『…いつの間にこんな物が…』

天馬「これが…雷門サッカー部…!!」

春奈「それで私が、サッカー部顧問の音無春奈です」

『こ、顧問だったんですか…』

春奈「えぇ、Aちゃんにも言ってなかったわね!
で、君なんの用だっけ？」

天馬「俺、新入生で、入部希望なんです!!」

『私もです、春奈さん』

すると、春奈はびっくりしたような顔をした

春奈「サッカー部に…？……そう、」

その後がすぐ微笑みに変わった

天馬「はい!よろしくお願いします!

　松風天馬といいます!!

　こっちは…蝶月Aで…」

春奈「あ、Aちゃんは知ってるわよ」

天馬「えぇえ!?」