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52曲目:お誘い ページ19

スレイside

あのあと、残りのメンバーが来て騒動は終わりやっと雑談に入ることができた

まぁ内容はやれ人間が増えただの、最近は暴れることも少なくなったドラコンが暴れただの、魔界の連中がアホだの...まぁただの愚痴の大会になったな

『イズミ、帰るよ』

泉「うん」

ちなみにイズミだけど...うん、かなりめずらしがられたかな。主に僕が子どもを拾って弟子にして魔女にしたって過程に

人見知り発揮してけっこうキツいことも言ってたけどあのくらいじゃああいつらの興味は終わらない

愚痴の言い合いと同時にイズミへの質問大会が繰り広げられて元々知り合ってたカオルと常識人のケイトが止めなきゃ延々と続いてたよ

めちゃくちゃぐったりしてるし今日は早めに寝かせよう

「スレイさん!」

『...やぁツカサ、どうしたの?』

司「いえ!遅れてきてしまいスレイさんとあまり話せなかったので少しでもと思いまして」

『...あぁ、またあいつ行方不明なの』

なにげなく言ったその言葉にツカサはビキリと血管を浮き立たせ、鬼のような表情で語りだした

司「えぇそうなのですよ我らのLeaderは今日も今日とて「Inspirationが!」と叫んで城を飛び出しここに入れる時間ギリギリまで探しましたが見つからず...!くあぁぁぁっ!ほんとにあの方は!!」

ほんと苦労してるねこいつ...

泉「城って、どこかに仕えてるの?」

『こいつらの拠点の国には「魔法騎士団」って組織があるんだよ。主に国を、こちら側の存在から守るための役割を持ってるんだ』

だから魔法騎士団の連中は魔法に加えて剣術の腕も一流、見習い魔女たちにとっちゃ憧れみたいなものだ

泉「...大変なんだね」

イズミ、いまお前「あいつ」に対してぼんくらとかその辺のイメージもったと思うけど優秀だからね

少なくとも、五百年もの間騎士団のリーダーを誰にも譲ってない魔女が無能だとは思わないよ

司「興味がおありでしたらぜひ我らの国へいらしてください。そのときは不肖朱桜司がご案内させていただきます」

泉「.....そのときは、よろしく」

あれ?ツカサには普通だ。案外うまがあったりするのかな?



その後軽く雑談をして、イズミの魔女集会デビューは終わった

53曲目:茶髪の女性→←51曲目:はじまる気配のない



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カトレヤ(プロフ) - 夜空さん» コメントありがとうございます! (2018年8月10日 2時) (レス) id: cdce025386 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - すっごく面白かったです!!!感動しちゃいました…。素敵なお話をありがとうございましたっ! (2018年8月9日 1時) (レス) id: e8c7ffb194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カトレヤ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月28日 14時

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