50曲目:騒がしすぎる友人たち ページ17
スレイside
泉「ところでさっきのおじいさん知り合いなの?」
『あぁ...あの人の主人が昔人形制作を依頼してきたときにね。それから濃くはないけどつき合いはあるんだ』
そう話しながら人気の少ない方へ歩く。別にあいつらが人ごみがきらいなわけじゃない
...全員揃うとクソうるさいから、だからこんな場所に集まることにしてるんだよ
『...ここだよ』
着いたのは宮殿の片隅にある小さな庭園。噴水と...倭国にある東屋と呼ばれる小さな休憩所がある空間だ
「あ、おひさしぶりです〜」
泉「え?声?」
『あ〜...青の人魚ーコーラルーか』
ザバァッ!
「フフフ〜、おげんきそうですね「すれい」...♪」
噴水の中から出てきたのは水色の髪にアホ毛の生えた青年
泉「わああああ!?」
わかる、初見は僕もそうなった
「どうしたどうした!?悲鳴が聞こえたぞ!」
『あ、保護者が来た』
泉「保護者?」
ズザァァァ!なんて音が聞こえてきそうなほど勢いよく急ブレーキをかけて止まったのは茶髪にオレンジの目の男だ
『そっちもひさしぶり、紅の勇者ーブレイブー』
「おぉスレイか!元気そうだな...って奏汰!そこにいたのか!」
奏「あ、ちあき〜♪」
チアキがカナタを勢いよく噴水から引き上げるのを見て「何十年たってもこいつら変わってないな」と呆れの感情が出てくる
見てみろイズミなんてポカンとしてるから
ポンッ!!
泉「今度はなに!?」
軽快な音ともに庭園にばらまかれたのは赤い薔薇の花びらだった。こんなことするのはあいつしかいない
『.....お前もほんっと相変わらずだよね、白の道化師ークラウンー』
「Amazing!あぁおひさしぶりですねスレイ!我が友よ!あなたの日々樹渉です!」
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カトレヤ(プロフ) - 夜空さん» コメントありがとうございます! (2018年8月10日 2時) (レス) id: cdce025386 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - すっごく面白かったです!!!感動しちゃいました…。素敵なお話をありがとうございましたっ! (2018年8月9日 1時) (レス) id: e8c7ffb194 (このIDを非表示/違反報告)
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