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6呪目:もう一人の主人 ページ8

千景side

突然ですが、私の所属するユニットについてお話しさせてください

まずなぜ零さまと同じユニット、UNDEADではないのかという点ですが...これは去年零さまが「俺が動けないときにお前まで動けなかったらまずい」とおっしゃられたためです

そのため私はいま現在所属するユニット、Valkyrieにいるのです

『失礼いたします』

宗「む...めずらしい客が来たものだね。なにかあったかい、橘」

『いえ、私のもう一人の主人にお会いするために来たのですよ。宗さま』

いまやValkyrieは活動休止にも近い状態です。みかさまが校内アルバイトなどで資金稼ぎはしてくださってますが、宗さまにその気がなければ意味がない

そもそもあのとき天祥院英智が余計なことをしなければ...!いまでもValkyrieは活動していたというのに!

宗「もう一人の主人...ね。きみは零からの預かりものなのだよ、よってきみの主人は零ただ一人だ。僕に気を回す必要はないのだよ」

『そんな冷たいことをおっしゃらないでください...少なくとも、私はあなたに敬意を払っていますよ』

「もちろんなずなさまにもね」という言葉は飲み込んで笑顔でそう言えば呆れたようにため息をつかれましたが納得はしてくれました

『宗さま、申し訳ありませんが一つお願いがあるのです。お聞きいただけますか?』

宗「きみからその言葉を聞くとはね...それで、なんの許可がほしいんだい?」

察しがよくて助かります。本当に

『はい。再来週行われるであろうドリフェス...そこで暴れる許可がほしいのでございます。もちろん、Valkyrieに迷惑をかけることはいたしません。よろしいでしょうか?』

宗「?...来週行われる「S1」ではないのかね?再来週はなにも行われないはずだが...」

『詳細はまだなにも。ただ、再来週になにかが起こることを私は察知しております。あくまで予感の類いですが』

...おそらく、夢ノ咲の歴史上まれにあるかないかのビッグイベントが起こるでしょう

そして、それを制さなければ「革命」は成功しない

宗「そうか...いいだろう、許可するのだよ。ただし醜態を晒すことだけは許さないのだよ」

『ありがとうございます』

.....さて、準備は念入りにしないと...ですね

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ぬん(プロフ) - 世界観がとても好きです。更新楽しみにしています! (2019年1月6日 23時) (レス) id: bc5dc7d709 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カトレヤ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月7日 12時

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