４４歩目:雪わらしの追う者 ページ10
数十分後... 時雨side
ドウッ...
『はぁっ...はぁっ...！』
レ「は〜...！は〜...！」
凛「ぜぇ...はぁ...」
泉「はぁ...はぁ...！」
長い時間をかけて俺たちは合成獣を倒した
怪我は誰一人してないが体力の消耗が凄まじかった
合成獣の攻撃方法は炎を吹き、鋭い爪で引っ掻き、強靭な後ろ足で蹴りを入れ、尾の毒蛇を使って毒を与えようとするなど多岐に渡った
ならどうしたのかって？幸いこっちには泉がいたからな、炎を水で相殺してもらってる間に俺と凛月が毒蛇の対応をし、そこをレオが斬り捨てた
それでもバカみたいに体力があったから大苦戦したけどな...
レ「あ〜！疲れた！！雪が冷たくて気持ちいい！！」ﾊﾞｽﾝｯ
『お前汗かいてるときに寝転ぶな、風邪引くぞ』
凛「疲れた〜〜...セッちゃんおんぶして〜〜」ﾉｼｯ
泉「ちょっとくまくん重いんだけどお！？」
にしてもこれだけのバケモノを作ったやつは一体...このまま西の都に乗り込むか...？
ズガンッ！！
泉「時雨！」
『！？』
突然の発砲音のあと、俺の目の前にまでせまっていた弾丸は
パキィィィィン！！
一瞬で凍り、そのまま地面に落ちた
嵐「時雨ちゃん！」
司「ご無事ですか！」
凛「ナッちゃん、ス〜ちゃん...！」
声に振り向けば嵐と司、そして嵐に肩を貸された...九尾の治癒術によって回復したみかの三人がいた
...ただしみかは、鬼の形相で俺の後ろを見ていた
み「逃がすかあっ！！」
ヒュゴォォォォ！！
『うおっ！？』
レ「なんだぁっ！？」
パキパキパキ...！
俺たちの髪に霜が降りるくらいの吹雪が通りすぎたそのあと
「おやおやぁ？ボクの作った合成獣から生き延びてたんだねぇ雑魚妖怪」
人を小バカにしたような声が響き、全員がそこに注目する
そこには、みかに下半身を凍らされた白衣を着て紫髪を伸び放題にしている若い男がいた
その顔に、狂った笑みを浮かべて
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樫(プロフ) - 金木 研磨さん» ほめてくださってありがとうございます！インスピレーション湧きましたら全力で書きますね！ (2018年4月29日 20時) (
レス) id: bd6202e1c7 (このIDを非表示/違反報告)
金木 研磨 - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！泉と、夢主の関係や５奇人などの、面々も出てきていたのに、凄くキレイにまとまっていたので読みやすかったです。また、しっかりとした内容で、とてもハマりました。他のイベントでのお話も、作ってください！ (2018年4月29日 20時) (レス) id: 7233af45d6 (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを護る騎士でいたかった(プロフ) - 樫さん» 通知来てすぐ飛んできたからね！(ドヤッ) (2018年1月26日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
樫(プロフ) - Knightsを護る騎士でいたかったさん» 早いなおい (2018年1月26日 17時) (レス) id: bd6202e1c7 (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを護る騎士でいたかった(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作も楽しみにしてます！！！(1コメゲッチュ←) (2018年1月26日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
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