検索窓
今日:21 hit、昨日:24 hit、合計:26,032 hit

30歩目:霜男の正体 ページ33

剣の泉から数メートル離れた林... 時雨side

凛「ねぇし〜ちゃん。セッちゃん置いてきてよかったの?」

『いいんだよ。泉にも、あの蛇神にも、時間が必要だ。お互いのことを知った上でどうするか決める時間がな』

折れた翼のつけ根に包帯を巻きつけながら答える

答えを出すのは俺じゃない、泉だ。それで出た答えを、俺は受け入れる

凛「その思考になるし〜ちゃんは大分独特だよね」

嵐「まあまあ凛月ちゃん、時雨ちゃんも色々考えてるんだから」

司「いまの我らにできることは、夜明けまで待つことのみです。待ちましょう、凛月さん」

レ「スオ〜の言う通りだな!じゃあそれまで...そこでしれっとお茶飲んでるそいつとの関係について話してもらうぞ時雨?」

『は?』

レオが指差した俺のとなりを見ればどこから持ってきたのかわからない湯呑みでなにかを飲んでいた霜男がキョトンとしていた

...ていうか霜男はあったかいお茶飲まねぇよ、飲んだら溶けるわ

弓「これはこれは...申し遅れました。わたくしは伏見弓弦と申します。いまはさる御方の式神をしております」

司「式神がなぜこんなところに?主人の許しがなければ、離れることなど許されないのでは?」

弓「主人の代わりにお使いに来ておりまして...その帰りだったのです。そしてこの近くの村を通ったときあなた方の話を聞きまして、それで追いかけて加勢した次第です」

嵐「助けてくれたのは本当に助かったけど、時雨ちゃんに恩があるのよね?時雨ちゃん覚えてないの?」

『すまん全っ然覚えてない』

即答で答えたせいかその弓弦以外その場にずっこけた...仕方ないだろ覚えてないんだから

弓「仕方ありませんよ。当時は自分も幼かったですし、名乗れませんでしたから」

『あ〜...っと、弓弦でいいか?涼風って名前を知ってるってことは俺が助けたってことだろ?いつのことか教えてくれないか?』

弓「もちろんでございます」

そして弓弦は、当時のことについて話し出した

31歩目:霜男と烏天狗→←29歩目:選択



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 妖怪 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Hikaひかり(プロフ) - かっちゃんおひさーわいわい雑談の方にコメントしたからみてちょ♪ (2017年12月30日 18時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。