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2歩目:軍直々の依頼 ページ4

時雨side

帝都は軍が治めている。...いや言い方が悪いな、正しくは政府と軍が共同で治めている

政府の首相と軍の元帥、この二つの役職は混合され、一人の人物が両方をこなすことになった

それがこの街の形だ

『お〜軍本部まではじめて来た』

その近くまでは来たことあるけどね、仕事で

「ところで貴様...どれだけ顔が広いんだ...」

「我ここまでの荷物を持ったのは初めてである...」

『あ、ごめん』

いやぁここに来るまでに顔馴染みのおっちゃんおばちゃんたちに野菜やら魚やらお菓子やらもらってさあ...

三人で持ちきれないくらいの大量のお土産もらっちゃったんだよね

『いやあよくあるんだよねぇ。あ、軍って荷車貸してくれる?』

「手配しておく...神崎、これを運んでおけ。お前は俺と来い」

颯「承知した!」

『はいは〜い』

ーーーーー
元帥室

「連行するような形で呼んですまないね、直接自宅に伺うよりはましだと思ってね」

『いや街中でやられる方がいい迷惑なんだけど』

「おい貴様口の聞き方を...!」

「いいよ敬人」

俺の前で両肘をつき、優雅に微笑んでいる見た目が俺より年下に見える青年

この帝都の支配者、天祥院英智だ。先代が死んでから「平和路線」でこの街を統治している

ついでに言うと天祥院家は陰陽道でも有名である

ちなみに俺をつれてきたのはその右腕である蓮巳敬人。こっちは寺の息子だ

...なんでも屋やってると色々と情報がわかるんだよねぇ

『それで?軍の元帥様が直々になんでも屋になにを依頼したいんだ?』

英「そう警戒しないでほしいな、無茶なお願いはしないつもりだよ」

英「少し、ある研究所を潰してもらいたいだけなんだ」

研究所を潰すねぇ...

『はぁっ!?』

敬「おい英智!」

英「そう怒らないでよ、彼くらいしか適任がいないのさ...均衡の取れているように見える、表と裏の世界を往き来できるのはね」

!...なるほど、「そっち」の依頼か

さてはこいつ、俺が裏社会でもなんでも屋やってること知ってて呼んだな...?

英「とある筋からきみの実力は聞いていてね、今回の件に関してはちょうどいいんだよ」

『...はぁ、わかったよ。その代わりキッッチリ報酬はいただくからな』

英「引き受けてくれて助かるよ」



.....このときはまだ、知らなかったんだ

この依頼を引き受けることで出会うことになる存在と






大事件に巻き込まれることなんて

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Hikaひかり(プロフ) - かっちゃんおひさーわいわい雑談の方にコメントしたからみてちょ♪ (2017年12月30日 18時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月9日 23時

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