大正妖怪浪漫道

２４歩目:風の結界 ページ27

次の日... 剣の泉 時雨side

ビュゴオオオオ！！

『...これは、どうやって入ったもんか』

司「まさかここまで嵐がすさまじいとは...！これでは中に入れませんよ！」

空の飛べる俺と司は空にいた...理由は簡単だ。剣の泉に来たはいいものの予想以上に嵐がすさまじく、それが一種の結界紛いになっていて入れそうになかった

だから上から隙間でもないかと見に来たわけだ

『俺の風で無理矢理こじ開けるか...？』

司「ですがこれから土地神と戦う以上、余計な消耗は敗北を招くのみです。ここに風穴を開けるにはかなりの力がいるでしょうし...」

あ〜〜もうどうすりゃいいわけぇ！？

フッ...

『「はっ！？／えぇっ！？」』

結界紛いはかき消えるようにして消えた。もちろん俺たちはなにもしてない

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一方その頃... 凛月side

レ「う〜ん、どこから入る？」

凛「普通入んないけどね〜こんなとこ」

嵐「まぁまぁ凛月ちゃん、水差さないの」

いまし〜ちゃんとス〜ちゃんが上から隙間探してるけど...さすがに無理そうだよねぇ

俺は炎だから役に立ちそうもないし...

泉「？...泉、呼ぶ？」

凛「セッちゃん？危ないから離れてた方がいいよ〜？」

俺の忠告を無視してセッちゃんが結界紛いに触ったそのとき

フッ...

レ凛嵐「！？」

それはいきなりかき消えた。しかもセッちゃんは、俺たちを置いて走り出した

レ「待てセナ！」

嵐「泉ちゃん待ってちょうだい！」

王さまとナッちゃんが慌てて後を追いかけて、俺も空の二人に声をかけた

凛「し〜ちゃんス〜ちゃん早く来て！セッちゃんが先に行っちゃったんだけど！」

『はっ！？』

司「なんですって！？」

し〜ちゃんはこれまで見たことない速度でこっちに来ると俺を抱えてセッちゃんを追いかけた

にしてもセッちゃんを呼ぶ存在って...？








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あけましておめでとうございます！今年も更新をがんばります。よろしくお願いします

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