【あんスタ】綺麗な人 2【男主】 (ページ30)

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なずな「薫ちんいつまで悩んでるんら！もう日が暮れるぞ！」

薫「だってどのパーカー着てる聖ちゃんも可愛くて、、、♡(妄想の中の話)」

淡いピンク、白、ライムグリーン、淡いグレーで悩んでいる。
どれも似合うのだ。想像の中の聖はどれも着こなしているので迷う。

創「、、、ピンクはどうですか？胡蝶先輩ピンクは好きですけど自分では絶対選ばないし着ないですよ。でも贈り物だったら着てくれると思います。きっと似合いますし」

ピンクにしたかったが女装というか女の子扱いが嫌いな聖にピンクを渡したら嫌がられないか、、、と心配で悩んでいたのでピンクが好きというなら安心して送れる。
普通にピンクを身につける男子もざらにいる。髪の毛がピンクの男子もいるくらいだ。

薫「聖ちゃんピンク好きなんだ〜」

創「はい。前に二人で温室のお世話をしている時に、ピンク色の花を見てピンク色が好きって言ってました。」

二人でを強調された気がするがこの際どうでもいいだろう。
淡いピンクなのでそこまで目立たないし、、、これで決めてしまうようだ。

薫「じゃあこれにする。」

・

薫「Rabbitsの皆ありがとう。お陰様でいいもの買えたよ」

なずな「ひじりちんが喜んでくれるならこれくらい何ともない」

なずなと会えていなかったら誕生日すら知らなかったので本当に感謝だ。
わざわざ間男とプレゼントを選んでくれるあたり聖と同じく面倒見がいいなと感じた。そんななずなの面倒を見る聖はもはや聖母だ。(隙あらば恋人自慢)

薫「聖ちゃん喜んでくれるかな」

なずな「好きな人が自分のために選んでくれたものだぞ。喜ぶだろ」

少し不機嫌そうだがそう言ってくれるあたり優しい。なずなもなずなで嫉妬してるのだ。それなのに聖と薫の恋路の面倒を見てくれてアドバイスをくれる。本当に聖にとって良い友達だなと再認識した。