可愛くない1年生達【呪術廻戦】【男主】

if Ｎｏ．1 ページ16

こんにちは
突然ですが、評価が100ピッタリだったのでなにかしようと思いまして始めたのがif(もしも)話を作ることです。

キリのいい数ごとに更新しようと思います。暖かい目でどうぞ。

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パチリと目が開く。
眩しい陽の光で目を細める。朝か。

寝返りをうとうとすると体が悲鳴をあげる。
背中が痛い。

手の感触が、明らかにベッドじゃない。
疑問に思い起き上がろうとすると自分の服がこれまたおかしいことに気付いた。

オーバーオールか…？
頭の違和感を感じ急いで頭に手を置く。

布の感じ。掴んで目の前に持ってくるとそれは
ベレー帽だった。それも随分お洒落な感じの。

俺昨日普通に寝たよな？

悠仁と映画館行って、そのまま帰ってきて悠仁と飯食って。普通に風呂はいって寝たはず。

ちゃんと寝巻きだった。


顔を上げると目の前には緑の草原が広がっている。

俺はベッドで寝たよ。

昨日絶対。

『夢か…？』

夢だな。これは夢だ。ありえないじゃんか。
ベッドで寝巻きで寝たのに起きたら草原のど真ん中で洒落た服を着ていました。

なんてこと。こんなのディズニ〇映画でもない。

おかしいくらいリアルな感触の草を離して立ち上がる。奥には小さく家が見える。

夢だしな…。楽しも。

俺はまた歩き出した。


・


「らっしゃいらっしゃい！新鮮なウマスズだよー！早朝とったばかり！それでこの値段お手ごろさァー！」

日本語なのかよ。
もっとなんかカッコイイ言葉使って欲しかったな。

それじゃあ俺が分かんないか。


魚市場のようにわいわいと賑わう小さな村で俺はウロウロしていた。

見た目が奇妙なものばっかりで物欲が働かないがそれでも異世界冒険は楽しい。

「ウマスズだよー！誰も要らねぇのー？」

いかにも私語で話し出す変な商売人もいるんだな。
てかウマスズ商人の声凄い聞き慣れてる気がする。

チラとウマスズ商人の声がする方向を見る。

バッチリと目が合う。








『「A！？/悠仁！？」』


こりゃあ聞きなれた声のはずだ。

・

『何してたの？』

虎杖「ん？商売」

『それは分かってるよ。なんであそこに居たの？』

虎杖「いやぁ起きたらなんか知らない草原にいて歩いてきたらおじさんが手伝ってって言うからさ」

これだから善人は…！

虎杖「てかなんでA俺の夢の中いんの？」

『？俺の夢のだよ』

虎杖「え？」

『？』


この悠仁リアル過ぎないか？

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