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11話 ページ16

貴方side

あの出来事から、

一年が経とうとしている。

つまり、

もうすぐ施設を

出なければならない。

あの子達が説明を受けた時、

なんて反応したと思う…?

一「え…?マジかよ…。
  まぁ、園長と子供達のためだ…。
  分かった…!」

ニ「でも、アイツ、どうすんだよ。」

三「金づるにでもしたら
  いいんじゃないですか。」

ニ「いいな!三郎!
  ナイスアイデアだぜっ!」

一「まぁ……お前らがそれでいいなら、
  俺はいいけどよ…。」

まぁ、こんなものだった。

案外すんなりと受け入れてくれた。

私も一緒に暮らせるらしい。

金づるは金づるなりに、

必死に働いて、

一郎や二郎や三郎が、

進学したり、

生活したり、

遊びに行ったりできる金を、

作れるように頑張ろう。

今は仕事に行く途中である。

今日も今日とて人殺し。

最悪な毎日である。

所長は良い人だけど、

殺されるやつや

殺しを依頼してくる奴らは、

クズばかりである。

そんな事を考えながら

いつも通りの道を

通っていた矢先、

聞き覚えのある声と、

全く聞き覚えのない声が、

口喧嘩のように聞こえた。


??『な、なんだよっ!お前ら!
  小学生にこんな、よって集って
  恥ずかしくねぇのかよ!!』

この声は…二郎…?

男1『けけっ、てめぇみてぇな
  ガキだからやってんだろうが。
  お馬鹿なガキは嫌いじゃないぜ?』

誰だ…コイツ…?

私の弟に……何をしているんだ…?

この愚図は。

ゴンッ

二『ってぇ……!ひっ…や、めて!!
  やめてよ…!!痛い!!』

プツン

この時、私の中にある、

理性も、何も、無くなった。

姉じゃなくてもいい。

私は私の大切なものを、

傷付けられることが、

何よりも気に入らないのだ。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 山田家 , 過去編   
作品ジャンル:泣ける話
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マカロニサラダ(プロフ) - おっふさん» 申し訳ありません!手違いで直接ご返信できませんでしたが!読んで頂けると嬉しく思います! (2019年8月7日 23時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ(プロフ) - バレてしまったなら仕方がない…!実はおっふさんが好きそうなストーリーをこっそり研究してたんですよ!っていうのはもちろん嘘ですよ…!ご愛読下さりありがとうございます!! (2019年8月7日 23時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - わぁっ、、すげぇ、ストーリーが私好み、、、、え?なんで知ってるんですか、わたしの好きなストーリーとか← (2019年8月7日 23時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ(プロフ) - キユぎつねさん» コメント誠にありがとうございます!!最近また更新頻度が落ちてきてるので、頑張ろうと思います……。 (2019年8月4日 2時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
キユぎつね - この作品を初めて読んだ時はさ、こういうのもいいなーって思っていたけどさぁ、過去の話になってから「う”あ”あ”ぁ”ぁ”!!姉さぁ”ぁ”ん”!!」と発狂するようになったでござるる(^^) (2019年8月3日 18時) (レス) id: 00266d32c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロニサラダ x他1人 | 作成日時:2019年3月3日 22時

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