D.Gray-man トアル少女ノ物語 (ページ44)

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第四十一夜犠牲者ページ44

貴方side
私はアレン達と別れた後、汽車を
乗り換え無事目的の場所についた。
しかし周りはエクソシストどころか
人っ子一人もいない。確かソカロ部隊
のエクソシストはカザーナ・リド、
チャーカー・ラボン、スーマン・ダーク
の三人だった筈…それに森の中が不自然
なくらい静かだった。流石におかしいと
思った私はすぐに周りに誰かいないか探
した。私は三人の無事を祈りながらスー
マン達を探した。森を抜けると大きな建物
と大きな湖があった。湖には離れて見えな
いが何かが浮かんでいた。
貴「…あれ何だろ？」
私は気になって湖に近づいた。この後、
私は湖に近づいたのを後悔した。湖を
よく見ると倒れたカザーナ・リドと
チャーカー・ラボンがいた。
貴「嘘だろ…」
いくら二人に声を掛けても二人はピクリ
とも動かず、眼は瞳孔が開いており、脈
も動いてなかった。私は近くにいるかも
しれないファインダーにゴーレムで連絡
した。
貴「っ…至急ファインダーをこっちに手
配して欲しい。エクソシスト二名
死亡だ」
その後スーマン・ダークの姿を探したが、
何処にも彼の姿は無かった。

NOside
ー教団ー
コムイはあまりの事に驚愕した。
「ティエドール部隊デイシャ・バリー
ソカロ部隊カザーナ・リドチャーカー・
ラボンクラウド部隊ティナ・スパーク
グエン・フレールソル・ガレン以上6名
のエクソシストが死亡探索部隊を含め
合計148名の死亡を確認しました。」
周りには仲間を失い泣いているファイン
ダーが沢山いた。ファインダーも怪我を
負っておりボロボロだった。
コ「おかえりがんばってくれて
ありがとう」
そう言うとコムイは仲間へ頭を下げた。

コ「イェーガー元帥の死因と？」
リバ「はい解剖の結果3名のエクソシス
トの遺体が元帥と同じ状態でした。
デイシャ・バリーとソカロ部隊の
二人です体を開いた跡が無いのに
臓器のひとつがまるごと取り除か
てるんです。」
コ「(……っノアか…？)ティエドール
部隊とソカロ部隊の生存確認は？」
リバ「ティエドール部隊の神田マリの
確認は取れてます。ソカロ部隊も
Aは確認が取れてます…が
スーマン・ダークはまだ消息不明
状態です」