D.Gray-man トアル少女ノ物語 (ページ42)

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第三十九夜黒アレンページ42

NOside
貴「…」
ラ「…(驚愕)」
ア「コール (ニコニコニコ」
アレンの出したカードを見て男達は
冷や汗を出した。既に男達は服も荷物
も取られており、パンツ一丁だった。
「ロイヤル…ストレートフラッシュ…」
ア「また僕の勝ちです」
「だぁああ！ちくしょー」
「(どうなってんだクズカードしか回して
ねェのに…‼)」ヒソ
？「(オレらがカモられてる…？)」ヒソ
「(ガキだと思って油断してたぜ！こいつ
只者じゃねェぞ‼手練だ‼!)」ヒソ
ア「(チョロいな)フッ」
「ちくしょうもう一回だ！」
ア「いいですよその前にそのパンツ洗っ
ておいて下さいね」ピルルルルル
ク「すごいであるアレン！」
ラ「(どゆことさ？お前異様に強くね？ア
ンラッキーボーイの筈じゃ…) ヒソ」
ア「(イカサマしてますもん)ヒソヒソ」
ラ「(マジ⁉)」
ア「(先に仕掛けたのはあっちです)」
ア「(カードで負ける気はしませんね修行
時代師匠の借金と生活費を稼ぐため
に命懸けで技を磨きましたから)」
貴「(同じく)」
ア「(博打なんて買ってなんぼ…容赦はし
ませんあっちだって三人グルでやっ
てんですからおあいこですよ)」
アレンからは黒いオーラと不気味な笑い
声が聞こえる。その後男達の悲痛な叫び
が汽車の中に響いた。
▶ラビは二人の意外な一面を見た。

〝キリレンコ鉱山前ーー″
ア「はい」
アレンは男達にこの季節に裸は辛いだろ
うといい荷物を返した。
？「…少年情けをかけられるほどオレら
は落魄れちゃいねェよ」
ア「その手は？」
？「あれれ」
男達は荷物を返して貰い、Aもようや
く目隠しを取って貰えた。
？「ホイ」
アレンは眼鏡の男に何かを投げられ、手
に取るとさっき使っていたトランプがあ
った。
？「それでかんべんしてちょー」
汽車も丁度出発する時間になり、A
も手を振ろうとした。
？「お嬢さん右手貸して」
そう言われAは言われるまま右手を
出した。
？「また会おうねお嬢さん(チュッ」
貴「っ⁉////////」
Aはいきなりの事で頭が追いつけず
フリーズした。眼鏡の男はAの手の
甲にキスをしていた。アレンとラビは固
まったまま動かなくなったと同時に汽
車が動き出し汽車が居なくなって男達も
仕事場に行こうといた。その時駅の電話
が鳴った。眼鏡の男が電話に出る。
？「ゴメーン別の仕事入っちゃった」
眼鏡の男は仲間にそう言うとどこかへ
去った。