【 藍沢 】 ページ2
藍沢side
今日はホットラインが6件、脳外科緊急オペが2件
久しぶりにこんなに慌ただしかった。
だが、俺だけ疲れたといって仮眠室に行くわけには
いかない。救命も脳外科もみんな俺と同じくらい
忙しくてきついんだから……
でも、身体は正直だった。
物凄く、寒気がして疲れと共に来る頭痛がひどい。
医局には、フェローだけだが何かあったらアイツらに
すぐ伝わってしまう。そう思いながら、溜まってた資料を整理していた。
白石 「 藍沢先生、これもお願い。この前の、脳外科からきた患者さん。 」
藍沢 「 ぁあ……わかった。置いておいてくれ」
白石 「 頼んだわ、」
冴島 「 白石先生、会議はじまります 」
白石 「 わかった、藍沢先生これもお願い！ 」
藍沢 「 …… 」
心無しに、吐き気も襲ってきた。
身体が仕事を拒否しているのだろうか……
あと２時間、がんばったら今日は帰れる
すぐに帰ろう、帰って寝よう。
そうして２時間が経った。
緋山 「 あれ、藍沢。今日は帰るの？ 」
藍沢 「 ぁあ……帰らせてもらう 」
緋山 「 資料溜まってんじゃん、」
藍沢 「 明日早くきてやる、 」
頼む、早く解放させてくれ……
緋山 「 ふぅん、おつかれさま 」
藍沢 「 つかれ …… 」
明日になったら溜まってる資料少し
少なくなってないか……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妃遼 | 作成日時：2019年12月8日 16時
