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日本に帰ってきたら、あたりはすっかり真っ暗になっていた
《ハリウッド映画一千本を分析して完結編の展開を予測できます。実行しますか？》
「…いや、いいよ。冷めてるなあ、2人とも」
「生き別れの兄と妹!! なんと過酷な運命なんでしょう!!」
「…かと言ってあれもどうなの、いい大人が」
『ハワイから東京まで泣きっぱなしでしょ…』
「…」
バッグを取りに行き、殺せんせーにまた明日と挨拶する
「夜道ですので気をつけて。明日までに映画の感想を英語で書いて提出しなさい」
「ええ〜〜〜〜。宿題出るんだ」
「タダでハワイに行けたんですから安いもんです」
『はいはい』
手を振って別れ、山道をゆっくりと歩いて帰る
「はぁ…」
「？どうしたの渚くん？」
「人生初の体験だよ。5時間の間に授業受けながらハワイ行って映画見て帰って来るの」
「……そりゃあね〜〜〜〜」
『多分この先ないよね…』
《しかも、皆さんの体に負担をかけないよう細心の注意を払っていました
風圧やチリなどを触手を駆使して避けていたのを確認できました》
まさかそんなことしてたなんて…
さすがはマッハ20
「今日のが…殺せんせーがいつも見てる景色なんだね…」
「……」
「知れば知るほど、先生の命が視界から遠のいていく気がする」
『…それでも、殺らないと』
「うん…。あ、宇髄くん!?」
『は？』
E組の出入り口であろう金網の近くで座って待っているあの天元がいる
『な…なにしてんの!?』
「…優梨が来ないから待ってた」
『…馬鹿じゃないの』
「えーー…健気に待ってたの？」
「カルマくん…」
『私が帰ってるとか思わなかったの？』
パチクリと目を瞬かせた天元は、「思わなかった」と言った
「だって現に優梨はここにいる」
『……！』
「俺はいつまでも待つよ。優梨が来るまで、ずーーっと」
『……………』
「おーおー。お優しい彼氏ですねー」
「カルマくん…からかわない方がいいよ」
…馬鹿じゃんか
私が先に帰ってたら、私が来るまでずっと待ってることになるのに…
『…待たれんのも嫌だから、次は連絡するから』
「！うん」
(あれはあれでどうなの？)
(うーん…。あれ多分照れてるんだよなぁ)
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サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます…！私の文の書き方が間違ってましたので、修正と誤字を訂正させていただきました。本当にご指摘ありがとうございます (2020年11月19日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 24ページ 顔を殴ってくれる前原 これ誤字ではないでしょうか? (2020年11月19日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月22日 22時
