20話 師弟の時間 ページ36
「わかったでしょ？
サマンサもキャリーのえろトークの中に難しい単語は一個もないわ
日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ
周りに1人はいるでしょう？
「マジすげェ」とか「マジやべェ」だけで会話を成立させる奴
その「マジで」に当たるのがご存知、「really」
木村、言ってみなさい」
「リ、リアリー」
「はいダメー。LとRがゴチャゴチャよ
LとRは発音の区別つくようになっときなさい。私としては通じはするけど違和感あるわ
言語同士で相性の悪い発音は必ずあるの
韓流スターは「イツマデモ」が「イチュマデモ」になりがちでしょ
日本人のLとRは私にとってそんな感じよ
相性が悪いものは逃げずに克服する!! これから先、発音は常にチェックしてるから
LとRを間違えたら…公開ディープキスの刑よ」
死んでも受けたくない…
今日の被害者はいなかったけど…本当にヒワイだ
「下ネタ多いし、アレ中学生が見るドラマじゃねーだろ」
『でもわかりやすいよね』
「うん。海外ドラマはいい教材だって聞いたことあるし」
『潜入暗殺が専門だから話術も上手いし、間に挟む経験談も聞いてて飽きない。たださ』
「ただ？」
『正解してもどっち道公開ディープキスされるよね』
「ああ…ほぼ痴女だよな、あの先生」
『今日はあそこに約1名…不正解してやられたのがいるけど』
「宇髄、だいぶ参ってるな…」
両手で顔を覆っている天元は、「俺、恥ずかしすぎて死にそう」とうなだれていた
「いいの？ほっといて」
『いーのいーの。どうせすぐ下で女子がわんさか励ましてくれるだろうし』
「…そうなんだ」
『渚』
「ん？」
『………大丈夫？』
「…何が？」
『…オカン事情』
「…………あーーー…」
目を逸らし、少しやりにくそうな顔をする渚は「今日、いい？」と困った顔になる
『むしろ全然いいよ。お母さんにちゃんと言っときな』
「うん。荷物持ってそっちに行くよ」
『不機嫌な時は逃げるが1番』
「あはは、そうだね」
「逃げるって何がだー？」
「わーーーー!!!」
ズシリと渚に後ろからもたれた天元は、「潮田ー」と渚の頭のてっぺんを顎でグリグリしている
「う、宇髄くん!! 痛い!!」
『やめんか、アホ!!』
「でっ!?」
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サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます…！私の文の書き方が間違ってましたので、修正と誤字を訂正させていただきました。本当にご指摘ありがとうございます (2020年11月19日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 24ページ 顔を殴ってくれる前原 これ誤字ではないでしょうか? (2020年11月19日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月22日 22時
