19-6 ページ35
宇髄side
「っ〜〜〜〜はぁぁあぁぁああ…」
スマホの電源を切り、ベッドの上にダイブする
(冗談はやめてくれ…心臓が痛ェ…)
ドクンと高鳴った心臓を鎮まらせていると、真っ赤になって熱くなった体が一気に冷えて汗をかいてくる
真っ裸だと思った…マジで
冗談とかホント、笑えねえ…
(絶対一緒にいたら、襲ってたなぁ)
うん、そうなる未来しか見えない
一択だ
(…ビッチ先生にどう言うのが喜ばれるか聞かせてもらおっと)
優梨side
『えー!! 明日の宿題めちゃくちゃあるじゃん…聞いてないんだけど』
《だから僕も助けて欲しいから…電話しちゃダメだった？》
『全然いい、むしろ好き』
《で、あの後どうしたの？》
『スルースキルあげないでー？
どうってこともないけど？普通にパンケーキ食べて帰った』
《あ、うん…。わかってたけど、うんそうだよね》
『え、何。ダメだった？まだがんばった方なんだけど』
《…いや、うん…いいんだけど。あぁ、いいや！勉強しよう！》
『え、うん』
電話しながら渚の分からないところなど、お互いに教え合いなんとか宿題を終えた
《ありがとう、優梨！》
『全然いいよ。…ねぇ、渚』
《ん？》
『……』
《優梨？》
渚に言っても、解決しないしなぁ…
『いや、なんでもない』
《そう？》
『うん、また明日』
《また明日》
そう言って通話を終わらせて、明日の予習を始めた
正直言って、天元という人間がわからない時がある
中学に入ってからは彼を見ることも少なくなったし、かと言って好き勝手話しかけてきては私の神経を逆撫してきた時もあった
まぁ、今はマシになった方だけど…
(…私、天元と昔みたいに笑い合えるようになるのかな…？)
窓から覗くあの三日月を見上げながらそんなことを思う
たとえそんな日が来たとしても、この態度を変えれるのだろうか…
(…やめやめ、暗いこと考えたって暗いことしか続かん)
頭からそんなことを放り出し、予習に明け暮れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます…！私の文の書き方が間違ってましたので、修正と誤字を訂正させていただきました。本当にご指摘ありがとうございます (2020年11月19日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 24ページ 顔を殴ってくれる前原 これ誤字ではないでしょうか? (2020年11月19日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月22日 22時
