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「姉ちゃん、マネージャーはー？」
『案内する。活舞、父さんとバーベキュー機出してきて。倉庫やから』
「おん。虎丸、手伝え」
「うん」
『木野さんたち、ここウチの部屋やから荷物ここに置いてな』
「わあ」
階段をあがってきた女子たちの手を引いてウチの部屋のドアを開けて中に案内する
「女の子って感じですね」
「全員寝れるかしら…」
『狭いけど、いける』
「大岡、何か手伝うことは？」
『待って。荷物置いたら下きてな』
「はーい」
『母さん〜！母さん!!』
「はいはーい」
『なんかみんな手伝うって〜！』
「あら〜！じゃあ、バーベキューの準備手伝ってもらおうかしら！手際のいい子、キッチンにきて〜」
『料理できる人キッチンやって』
数人がキッチンへ向かうために階段を降りて行き、ウチもそのあとに続いていく
「お姉ちゃん」
『なぁに〜？』
「材料が足りないから買ってきてくれない？」
『うん、ええよ。どれ買ってきたらええの？』
「メモしたわ。お金、気にしないで！」
『お、おん…』
さあ、やるわよー！と拳を突き上げる母さんにウチはやる気満々であることを感じながら、庭に出ている活舞と虎丸くん、力仕事のできるみんなを見る
『手空いてる人〜』
「ん？」
『今から買い出しに行くんだけど、荷物持つの手伝ってもらっていい？』
「あぁ！」
『円堂くんと…』
「アモーレ、俺も行こうか？」
『キッチン行って』
「あ、うん…冷たいなぁ」
「フィディオ〜！これ持って〜」
「あぁ」
率先してくれるのはええけど、他のことやってからにしてもらお
『じゃあ、円堂くんでいいか…』
「でいいかってなんだよ！」
『妥協？』
「ひっで〜！」
肩を落とす円堂くんにみんなが笑った
『じゃあ、行ってきます』
「はーい、気をつけてね〜」
活舞side
「母さん、バーベキュー機出した〜」
「炭は〜？」
「もう準備完了だよ。いやぁ、力のある子たちがいてくれて助かったよ」
「姉ちゃんは？」
「買い出しに円堂くんと行ってくれたわ。活舞、洗濯もの全部出して回してきて」
「うん。姉ちゃんのも？」
「全部よ全部！」
「へーい。フィディオ、洗濯もんは〜？」
「ああ、ちょっと待ってくれ」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
